スポーツ情報サイト-スポッツライト-

スポーツの魅力を発信し、スポーツに焦点を合わせ輝きをもたらすサイトです。

*

餅は消化に悪いは嘘!胃腸炎や下痢でも食べられる理由とは?

      2017/05/21

4dbc4a2ab34b1ec72395eda78a23eeb4_s

お正月を迎えると、お雑煮やきなこもち、おしるこなどお餅を食べる機会が増えます。

しかし、お餅を食べる時のイメージとして、

・消化に悪いからすぐに太る

・胃腸炎や下痢など体調が悪いときはお餅を食べない方が良い

というネガティブなイメージをお持ちの方が多く、お正月はお祝い事として食べても、普段は食べないという方は多いと思います。

先に結論を言いますが、お餅は消化に良く、胃腸炎など体調が良くない時でもお餅を食べる事は出来ます。

この記事では、お餅の消化に関する真実と誤解についてお話していきます。

スポンサードリンク




お餅が消化に良い理由とは

お餅の原料であるもち米の主成分はアミロペクチンと言うデンプンです。

デンプンはタンパク質や脂質といった他の栄養素に比べて消化が速いため、お餅も消化が速い食べ物という事になります。

お餅が消化に悪いと言われている理由とは

それでは、なぜ一般的にお餅は消化の悪い食べ物という認識が通ってしまっているのでしょうか?

その答えは、お餅は栄養学的に見ても栄養価が高く、腹持ちが物凄く良い食べ物だからです。

腹持ちが良い理由は、同じ量のご飯と比較してもお餅のカロリーは高く、炭水化物の含有量も多いため、血糖値が上昇して満腹感を得やすいからです。

そのため、時間が経っても満腹感を感じるため、消化が悪いという印象を植え付けてしまいます。

個人的な話になりますが、私はマラソンを趣味にしていまして、大会前日や当日の朝はお餅を食べます。

マラソンはカロリーを物凄く消費するため、カロリーが高く腹持ちの良いお餅はマラソン大会の栄養源として欠かすことが出来ません。

実際に多くのランナーはお餅を食べる人は多いです。

また、マラソンを走る上で、食べ物の消化はデリケートな問題で、消化が悪いとマラソンの途中でお腹が張ったり. お腹が痛くなる可能性が高くなるため、カロリーが高いだけでなく消化の良いものを食べるのが鉄則です。

このように、マラソンでもお餅は重宝されるため、お餅が消化に悪いとは言い切れません。

スポンサードリンク




下痢や胃腸炎など体調が悪い時はお粥よりもお餅の方が良い?

下痢や胃腸炎、風邪を引いた時は、お粥や雑炊といった汁気を含んだお米を食べさせられる事は多いですが、その理由は、下痢や胃腸炎などは胃に負担がかかっているため、できる限り消化の良い物を食べなければいけないからです。

お米もお餅と同様にデンプンが主成分であるため消化は良く、さらに雑炊やお粥は水分を多く含んでいるため、さらさらと食べられるため胃に負担がかかっていないように思われます。

ところが、お粥や雑炊にはひとつ大きな落とし穴がありまして、咀嚼(噛む)回数が少なくなってしまうデメリットがあります。

デンプンを含め、すべての栄養素は噛む事で分泌される唾液が、消化酵素の働きをして胃で消化吸収されますが、噛む回数が少ないと唾液が充分に分泌されず、結果として消化吸収を悪くしてしまいます。

いくらデンプンが消化されやすくても、食べ物を細かく分解しなければ消化に時間がかかってしまうのは分かると思います。

一方、同じデンプンが主成分のお餅の場合、独特の粘り気と噛みごたえがあるため、咀嚼回数も増えて唾液が大量に分泌されますし、そのまま焼いて食べるのがしんどくてもお雑煮にして食べれば汁気もあるため消化吸収が良いのでお勧めです。

そのため、お粥や雑炊を食べるならお雑煮にして食べたほうが、下痢や胃腸炎に良いと言えます。

冷めたお餅は消化不良になる可能性がある

ここまでは、お餅はお粥や雑炊に比べて消化が良いという事についてお話しましたが、いくら消化に良くても、冷めた状態では逆に消化不良の原因になってしまいます。

餅つきを思い出すと分かりやすいですが、お餅の作り方は、餅の原料であるもち米を蒸して柔らかい状態で杵ですりつぶしてこねて作られます。

もち米の主成分のデンプンは、固く消化に悪い状態(βデンプン)であるが、蒸されて水や熱が加わる事で糊状の柔らかい状態(αデンプン)に変化します。

このようにデンプンは熱によってαデンプンとβデンプンのどちらにも変化する事ができるため、お餅が冷めた状態で食べるとでんぷんはβデンプンであるため、消化に悪く味も落ちてしまいます。

同じデンプンを主原料にした春雨も茹でて冷蔵庫に長時間入れるとプラスチックみたいにカチカチになるのも全く同じ原理です。

そのため、お餅を食べるときは加熱したり、煮込んだりと火を通してから食べないと、消化に良いαデンプンの状態にならないため注意が必要です。

最後に

お餅は消化に悪いと言われやすいですが、食べるタイミングと量を食べ過ぎなければ、お粥や雑炊といった消化に良さそうな食べ物より良いと言う事が分かりました。

お餅は普段、正月の時期以外で頻繁に食べる事は少ないと思いますが、もしお餅が好きだけど太るからお正月しか食べないという方がいらっしゃいましたら、食べ過ぎなければ普段から食べるのは全く問題ありませんので、安心していただけたらと思います。

スポンサードリンク




 - 体調管理