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泉州マラソン2017のコースと対策、大会の流れを徹底解説

      2017/05/06

私は、昨年開催されました「泉州マラソン2016」を走り、6回目のフルマラソン完走を果たしました。

泉州マラソンといえば、33km過ぎの「スカイブリッジ」と35km付近の「マリンブリッジ」が有名で、2つの橋を往復するため、全部で4回橋を渡らなければならず、通称モンスターブリッジと呼ばれております。

毎年、泉州マラソンを走る多くのランナーは、モンスターブリッジで急激にペースが落ちます。

私も、モンスターブリッジでかなり苦しめられタイムは落ちましたが、実際には自己記録を10分近く更新(3時間45分29秒→3時間35分23秒)してゴールしました。

そのため、モンスターブリッジを制するものが泉州マラソンを制すると言えるほど、レースを大きく左右されるポイントになります。

この記事では、泉州マラソンに参加されるランナー向けに、泉州マラソン2016に参加した経験談を中心に、泉州マラソン2017のコースと対策、昨年の大会受付や大会の様子についてお話していきます。

初めて泉州マラソンに参加されるランナーはもちろんのこと、常連ランナーの方にも役立つ情報をお届けして、制限時間内の完走や自己記録更新などのきっかけになれたら嬉しいです。

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泉州マラソン2017の基本情報

・開催日:2017年2月19日(日)

・スタート会場及び受付会場:浜寺公園内スタート会場内受付テント

・ゴール会場:りんくう公園フィニッシュ会場

・参加人数 5000人

・制限時間 5時間(市民マラソン大会ではかなり厳しめの設定です)

・スタート時間  10時30分

・前日受付{2017年2月18日(土)} 10時~15時

・当日受付{2017年2月19日(日)} 8時~10時

泉州マラソン分かる動画をご紹介

泉州マラソンについて解説する前に、泉州マラソンの様子が分かる動画を見つけましたので、ご紹介します。この動画を見たあとに、以下の記事を読んでいただくと、より理解が深まると思います。

泉州マラソンの動きと流れ

受付と前日宿泊について

受付は大会前日と当日の2日間行われますが、大会前日に受付を済ましたほうが、冊子をもらえるため、家や宿泊先でゆっくりと読んで準備が出来るので良いです。

しかし、スタート時間が10時30分と遅めのスタートであるため、当日受付で朝早く行っても全然問題ありません。

遠方から参加されるランナーは、ホテルや旅館の予約をしていると思いますが、スタート時間が遅いため、最悪、京都や兵庫のホテルや旅館でも対応は出来るので、宿泊に関してはそこまでナーバスになる必要はないと思います。

当日の様子(スタートまで)

スタート会場の浜寺公園へは、

・南海本線 浜寺公園駅(南海なんば駅から区間快速乗り継ぎで約20分、普通のみで約25分)

・阪堺電鉄 浜寺駅前

・JR羽衣線 東羽衣駅(JR天王寺駅~鳳駅 快速で約18分、鳳駅~東羽衣駅まで約3分 浜寺公園まで徒歩10分) 

の3つが最寄駅になります。

南海本線で来るランナーが圧倒的に多いため、人ごみを出来るだけ避けたい場合は、JRで行く事をお勧めします。

私もJRで行きましたが、電車内はランナーが多くいても、少し人が多い程度なのでストレスも感じませんし、しかも駅から徒歩10分くらいなので、走る前に体のスイッチを入れるという意味でも良いのではないでしょうか。

スタート会場は比較的コンパクトで、一極集中しているため、荷物の受け渡しもスムーズにいけますし、スタートち整列も受付から非常に近いので、特に不自由はありませんでしたが、更衣室会場が少し遠い場所にあることだけが欠点でした。

スタート会場の敷地外は広い浜寺公園であるため、準備運動やアップをする環境はかなり整っております。

ランナーの一番気になるトイレですが、スタート地点付近の仮設トイレは人ごみがすごく、かなり待たなければいけませんが、更衣室会場付近のトイレや、浜寺公園内のトイレは意外と少ないので、アップの途中でトイレを済ませるのがコツだと思います。

ゴール後

ゴール後は、フィニッシュ会場で豚汁が無料で振舞われ、ブースでは、泉州9市4町物産展横丁が催されています。物産展横丁では、泉州名物のグルメや地酒、お菓子の販売が行われ、私も完走後、水なすうどんをいただきました。

泉州マラソン2017コースと対策法

泉州マラソン2017のコースは昨年と同じコースです。

 

泉州マラソンのコースは、

①スタート地点(浜寺公園)~33km地点

②モンスターブリッジ(スカイブリッジ→マリンブリッジ→直線→マリンブリッジ→スカイブリッジ)~ゴール

の2つの区間に分ける事が出来ます。

それでは、それぞれの区間のコースの特徴と対策について、解説していきます。

スタート地点(浜寺公園)~33km地点

この区間の最大の特徴は、自分が思っているペースより速く走れてしまう事です。

泉州マラソンは参加ランナーが約5000人と、東京マラソン(35500人)や大阪マラソン(30000人)といった都市型マラソンに比べて非常に少なく、スタート後の渋滞は早めに解消されるため、すぐに自分のペースで走る事が出来ます。

コース全体の道幅はランナーの人数に対して適切です。また、スタート直後は北に向かいますが、一度折り返しますと、20km以上まっすぐ南下するだけなので、カーブが多いとか、右に左に曲がるということもほとんどなく、気持ちよく走る事が出来ます。(しかし、南風が強いとずっと向かい風を受け続ける事になるため、その時はきつくなると思います。)

しかも、この区間は多少の高低差はありますが、ほぼフラットであるため、かなりペースが速くなることが予想されます。

しかし、この区間に対して甘い考えを持ってはいけません。

泉州マラソンは、最初の吸水地点が10.1kmであるため、スタート前にしっかりと水分を摂ることと、必要以上にペースを上げないようにするのがポイントです。

寒いから大丈夫と思っていても、マラソン中は寒くても十分水分を失いますし、必要以上にペースを上げると余計に喉が渇き、脱水症状を引き起こすだけでなく、本来のパフォーマンスが出来ない可能が出てきます。泉州マラソンは給水地点が7ヶ所しかなく、他のフルマラソンに比べて少ないです。

さらに、給食のバナナもこの区間では25kmまでありません。しかもコース全体では35.7km地点にもう一ヶ所あるだけです。

そのため、アミノ酸やエネルギー源の補給食や塩熱サプリを持参して、自分の体とペースに合った形で補給するのが良いです。

泉州マラソンは陸連登録するだけで、誰でもスペシャルドリンクを置くことが出来るため、スペシャルドリンクに補給食を紐などでくくるなどの工夫をされている方もいました。(この区間では20km、25km、30km)

この区間は、気象条件(南風が強い、大雨、急激な冷え込み、雪など)が悪くない限り、相当気分よく走れますが、いくらこの区間で気持ちよく走れても、フルマラソンでよく言われる「30kmの壁」(30km過ぎからエネルギー切れや脚が重くなって動かなくなり、急激にペースが落ちる事)のあとに、モンスターブリッジが待ち構えています。

そのため、20kmから30kmの間に、エネルギー源とアミノ酸、水分補給をきちんと取るのが一番良いと思います

脚が重くなったり、エネルギーが切れる前に補給をしっかりとって、エネルギーと脚の筋肉の消耗をできる限り抑えた状態でこの区間を終わらせないと、次のモンスターブリッジで確実にやられます。

私はフルマラソンを走る時は、長い上りや橋を渡る約30分前にアミノ酸を飲むことで、壊れた筋肉を素早く修復させてから、脚の負荷をできる限り抑えるようにしております。

私の実際の走り方

この区間はフラットである事と、次の区間にモンスターブリッジが待ち構えているため、確実に30kmを同じペースで走れる速さで走りました。(私は1km5分ペース)

給水地点が視点に入ってきたら、必ず補給(エネルギー源またはアミノ酸)をおこない、水やスポーツドリンクで喉を潤していました。

給水 補給 理由
10.1km エネルギー源 エネルギー補給(30kmの壁対策)
16.0km アミノ酸 脚の筋肉の修復(30kmの壁対策)
20.4km エネルギー源 エネルギー補給(30kmの壁対策)
25.2km アミノ酸 脚の筋肉の修復およびモンスターブリッジ対策
31.2km エネルギー源 エネルギー補給(30km以降の体力維持)

塩熱サプリは、脚の痙攣を防ぐために愛用しているランナーは多いですが、私は塩熱サプリを取ると調子が出ないため、塩分はスポーツドリンクで済ませています。(水とスポーツドリンクは、その時の体調によって決めます)

正直、ランナーそれぞれ補給食に相性があるため、ここではメーカーや商品名は伏せました。ある商品は私には良くても他のランナーは駄目と言う事はよくあります。そのため、補給食そのものを探すのではなく、飲む目的から自分に合う商品を探したほうが賢明かと思います。

モンスターブリッジ~ゴール地点(りんくう公園)

モンスターブリッジとは、33kmからの「スカイブリッジ」から始まり、「マリンブリッジ」、そして、約2km直進したあとに折り返して、再び「マリンブリッジ」、「スカイブリッジ」と泉州マラソン名物の4回の橋渡りの事を言います。

「スカイブリッジ」と「マリンブリッジ」は両方共高低差は約10mで、橋そのものはそこまで急勾配ではありません。

そのため、体力が有り余っていたり、スタート直後であれば、この橋渡りはそこまできついものではありません。

しかし、先程も言いましたが、「30kmの壁」で体力や脚がきつくなる時に、橋を4回渡るため、精神的苦痛を伴います。

私が一番嫌だったのは、マラソンのリズムが急に変わる事でした。

あれだけ前半快調に走っていたのに、急にアップダウンの繰り返しで完全にリズムが狂います。それなら、適度にアップダウンあった方が実は走りやすかったりするものです。

それは、マラソンは一定のペース、一定のリズムで走るのが一番走りやすいからです。

しかも、4回同じ間隔でアップダウンすればまだ良いですが、「マリンブリッジ」と「スカイブリッジ」を渡ったあとは、2kmほど直進して折り返して2kmほど直進して、スカイブリッジ、マリンブリッジを渡ります。この直線区間が無駄に長く感じ、橋わたりで脚が重たくなっているため、全然前に進んでくれません(苦笑)

こんな言い方をしては駄目かもしれませんが、モンスターブリッジを制する方法やこの区間の走り方のこつを知るよりも、スタートから33kmまでの区間の走り方、給水、補給ですべて決まるといって過言ではありません。

なぜなら、どれだけ坂道トレーニングをしてきても、前半の区間で30kmの壁にぶち当たると、修正する事がほぼ不可能だからです。30kmの壁の後のモンスターブリッジですから、どうしようもないからです。

私の実際の走り方

私は、モンスターブリッジに差し掛かった時は、正直精神的にまいってしまいましたが、最初の区間をほぼ同じペースでリズムよく走る事が出来たので、リズムを作る事を意識して、「上りは前かがみで早歩き、下りは胸を張って走る」事を4回とも徹底させました。

また、35.7km地点(往路のマリンブリッジを渡った直後)は、アミノ酸とエネルギー源を両方摂取する事で、最後の橋渡り対策とゴールまでのエネルギーを回復させました。

そのため、ペースは落ちましたが、モンスターブリッジが終わった後は、ペースを大きく落とすことなくゴールまで走る事が出来ました。

 泉州マラソン2016の結果

最後に、私の泉州マラソン2016の結果を掲載します。

第23回泉州国際市民マラソン(2016年2月21日)全ラップ
距離 ラップタイム グロスタイム ネットタイム 通過時刻
スタート 10:30:00
スタート地点 0:00:29 10:30:29
1km 0:04:59 0:05:28 0:04:59 10:35:28
2km 0:04:32 0:10:00 0:09:31 10:40:00
3km 0:04:41 0:14:41 0:14:12 10:44:41
4km 0:04:44 0:19:25 0:18:56 10:49:25
5km 0:04:40 0:24:05 0:23:36 10:54:05
6km 0:04:46 0:28:51 0:28:22 10:58:51
7km 0:04:47 0:33:38 0:33:09 11:03:38
8km 0:04:45 0:38:23 0:37:54 11:08:23
9km 0:04:49 0:43:12 0:42:43 11:13:12
10km 0:04:50 0:48:02 0:47:33 11:18:02
11km 0:04:53 0:52:55 0:52:26 11:22:55
12km 0:04:54 0:57:49 0:57:20 11:27:49
13km 0:04:53 1:02:42 1:02:13 11:32:42
14km 0:04:52 1:07:34 1:07:05 11:37:34
15km 0:04:53 1:12:27 1:11:58 11:42:27
16km 0:04:51 1:17:18 1:16:49 11:47:18
17km 0:04:50 1:22:08 1:21:39 11:52:08
18km 0:04:46 1:26:54 1:26:25 11:56:54
19km 0:04:53 1:31:47 1:31:18 12:01:47
20km 0:04:56 1:36:43 1:36:14 12:06:43
21km 0:04:51 1:41:34 1:41:05 12:11:34
(21.0975km) 0:00:32 1:42:06 1:41:37 12:12:06
22km 0:04:53 1:46:27 1:45:58 12:16:27
23km 0:04:57 1:51:24 1:50:55 12:21:24
24km 0:04:49 1:56:13 1:55:44 12:26:13
25km 0:05:00 2:01:13 2:00:44 12:31:13
26km 0:04:58 2:06:11 2:05:42 12:36:11
27km 0:04:54 2:11:05 2:10:36 12:41:05
28km 0:05:04 2:16:09 2:15:40 12:46:09
29km 0:04:58 2:21:07 2:20:38 12:51:07
30km 0:05:06 2:26:13 2:25:44 12:56:13
31km 0:04:58 2:31:11 2:30:42 13:01:11
32km 0:05:22 2:36:33 2:36:04 13:06:33
33km 0:05:27 2:42:00 2:41:31 13:12:00
34km 0:06:11 2:48:11 2:47:42 13:18:11
35km 0:05:25 2:53:36 2:53:07 13:23:36
36km 0:06:08 2:59:44 2:59:15 13:29:44
37km 0:05:22 3:05:06 3:04:37 13:35:06
38km 0:06:03 3:11:09 3:10:40 13:41:09
39km 0:06:21 3:17:30 3:17:01 13:47:30
40km 0:05:46 3:23:16 3:22:47 13:53:16
41km 0:05:53 3:29:09 3:28:40 13:59:09
41.195km 0:01:06 3:30:15 3:29:46 14:00:15
42.195km 0:05:37 3:35:52 3:35:23 14:05:52
ラップ平均 0:05:06
項目 順位 人数
登録男子 374 635
男子総合 893 3698

前半の区間はほぼイーブンペース(1km5分前後)で、後半のモンスターブリッジは、1kmごとにタイムが上下していますが、これは、「上りは早歩き、下りは走り」のリズムを意識したからです。

全体的にリズムよく走る事が出来たため、後半のペースが想像以上に落なかったのが、好タイムを出した要因だと思います。

制限時間5時間と初心者ランナーにとって少し厳しい大会ですが、1km7分ペースを保っても完走する事は出来るので、1km6分30秒ペースで30km走る事が出来れば、十分完走する事が出来ます。

最後に

泉州マラソンは制限時間5時間ということもあり、大会の雰囲気はガチレースに近い大会です。そのため、ランナーのレベルは高めです。

そのため、走力に自信が無いランナーは、つい周りのペースにつられてオーバーペースになりやすいです。そして、中間地点あたりで一気にばてて、後半のモンスターブリッジでさらに撃沈となり、最悪関門閉鎖で終了という可能性が出てきます。

しかし、ペース走をきちんとおこない、30kmを同じペース(1km6分半前後)で楽勝に走れれば、関門にひっかかるという事は無いと思いますので、ペースを一定に保つことだけ意識してみてください。

また、何か不明な点や他に知りたい事があれば、気軽にお問い合わせください。

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