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泉州国際市民マラソン2019のエントリー、コース攻略法を徹底解説

      2018/12/02

泉州マラソンといえば、33km過ぎの「スカイブリッジ」と35km付近の「マリンブリッジ」が有名で、2つの橋を往復するため、全部で4回橋を渡らなければならず、通称モンスターブリッジと呼ばれております。

毎年、泉州マラソンを走る多くのランナーは、モンスターブリッジで急激にペースが落ちます。

そのため、モンスターブリッジを制するものが泉州マラソンを制すると言えるほど、レースを大きく左右されるポイントになります。

しかも、制限時間5時間となかなか厳しい大会ですので、硬派なランナーが多く出る大会です。

この記事では、泉州マラソン参加を検討しているランナー向けに、泉州マラソン2016を完走した経験談をもとに、泉州マラソンのエントリー情報、コースと対策、昨年の大会受付や大会の様子についてお話していきます。

初めて泉州マラソンに参加されるランナーはもちろんのこと、常連ランナーの方にも役立つ情報をお届けして、制限時間内の完走や自己記録更新などのきっかけになれたら嬉しいです。

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泉州国際市民マラソンのエントリーの実態とは?

泉州国際市民マラソンは、RUNNETからのエントリーと抽選で専用用紙からの申し込みの2つあります。

先着順ではないので、定員をオーバーした場合は抽選となります。

泉州国際市民マラソンは、抽選時の倍率の発表がないため、抽選の通りやすさは不明ですが、色々な情報によると2~3倍くらいではないかと思われます。(確証はありあせん)

フルマラソンの部

フルマラソンの店員は5000人で例年通りです。

特に優先枠はないので、エントリーしたランナーの中から公平に抽選されます。

第26回泉州国際市民マラソン(2019)のエントリーは、2018年9月10日(月)10時~9月28日(金)17時です。専用振込用紙の場合は9月21日(金)までになるので注意が必要です。

ハーフマラソンの部

前回までは10kmの部でしたが、今回はハーフマラソンの部が新設されました。

エントリー方法はRUNNETのみで、専用申込用紙からの応募は出来ません。

定員は1000人で、ハーフマラソンのエントリー期間はフルマラソンと同じですが、先着順になるため、すぐに応募が締め切られる事はないですが、ハーフマラソンを走る事を検討している場合、早めにエントリーすることをお勧めします。

 参加費

参加費は、前回大会と同じです。

フルマラソンの部

応募方法、当選後支払い方法 エントリー時 当選時 当選時払込手数料 合計
RUNNETで応募、クレジット払い 11356円(エントリー代10800円、手数料536円) 11356円
専用用紙で応募、コンビニ払い 630円(事務手数料500円、払込手数料130円) 11356円(エントリー代10800円、手数料536円) 108円 12094円
専用用紙で応募、ゆうちょ銀行、郵便局払い 630円(事務手数料500円、払込手数料130円) 11356円(エントリー代10800円、手数料536円) 130円 12116円

ハーフマラソンの部

参加費は5400円で、手数料536円を加算した5936円の支払いとなります。

泉州国際市民マラソン以外の大会エントリー情報について

近年のマラソン熱は凄まじく、全国各地で都市型マラソンを含め、多くのフルマラソン大会が開催されます。

そのため、多くのランナーがこぞってエントリーするので、特に人気の大会はエントリー時期、応募方法、エントリー状況、抽選結果発表、入金締切日をきちんと把握しておかないと、いくらマラソンの練習しても応募の段階で出場出来ないという事態になります。

最近のマラソンエントリーの傾向から、ひとつの大会に絞るのではなく、本命の大会を複数考えておいて、それぞれのエントリー情報をきちんと把握して、後はエントリー状況に委ねる形をとるのが良いです。

以下の記事で、全国の主なフルマラソン大会のエントリー情報について記載しているので、是非参考にしてください。

2019年度フルマラソン日程とエントリー開始と締切の一覧[一般枠]

泉州国際市民マラソンのデータ

気象状況

過去5大会の気象状況は、天候に恵まれており、気温は低くて寒いですが、朝昼の温度差がそこまで大きくないので、良いコンディションと言えます。

天気 9時(会場入り時間帯) 11時(スタート後) 12時 15時
第25回泉州国際市民マラソン(2018) 3.6℃ 5.3℃ 5.2℃ 7.2℃
第24回泉州国際市民マラソン(2017) 5.3℃ 8.7℃ 8.8℃ 10.3℃
第23回泉州国際市民マラソン(2016) 8.0℃ 10.0℃ 9.6℃ 11.1℃
第22回泉州国際市民マラソン(2015) 7.1℃ 9.6℃ 10.2℃ 9.8℃
第21回泉州国際市民マラソン(2014) 6.8℃ 8.2℃ 9.8℃ 9.7℃

中間タイム(平均タイム)

マラソン情報雑誌ランナーズにて毎年7月号(5月下旬発売)にて、全日本マラソンランキングが発表されています。

全日本マラソンランキングでは、各大会ごとに中間タイム(完走ランナーの中で中間順位のランナーのタイム)が記載されており、泉州国際市民マラソンのタイムの実態は以下の通りです。

第21回泉州国際市民マラソン(2014)は完走ランナーの平均タイムとなっております。

男性ランナー 女性ランナー 全ランナー
第25回泉州国際市民マラソン(2018)  3:59:22  4:11:16  4:02:02
第24回泉州国際市民マラソン(2017) 4:00:47 4:10:27 4:02:44
第23回泉州国際市民マラソン(2016) 4:00:24 4:10:45 4:02:59
第22回泉州国際市民マラソン(2015) 4:03:08 4:10:00 4:04:39
第21回泉州国際市民マラソン(2014) 3:59:37 4:09:09 4:01:03

泉州マラソンは制限時間5時間であるため、出場しているランナーのレベルは高いです。

平均タイムも4時間前後であるため、泉州マラソン出場を考えているランナーは、最低でもサブ4.5を達成してから出ると安心して完走出来るかと思います。

フルマラソンの平均タイムについてもう少し詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

・2017年度全日本マラソンランキング発表。平均タイムは4時間36分57秒前後。

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泉州国際市民マラソンのコース攻略法

コースマップ、高低差図

泉州マラソンのコースは、スタート地点の浜寺公園から5kmほど北上したのち、りんくうタウンまでひたすら南下し、りんくうタウン到着後は、泉州マラソンの名物「田尻スカイブリッジ」「泉南マリンブリッジ」(通称:モンスターブリッジ)を往復して、再びりんくうタウンに戻るコースとなっております。

高低差図をみてわかるように、モンスターブリッジ以外はほぼフラット基調であるため、モンスターブリッジさえ攻略できると、意外と好タイムが出そうな大会といえます。

それでは、それぞれの区間のコースの特徴と対策について、解説していきます。

スタート地点(浜寺公園)~33km地点

この区間の最大の特徴は、自分が思っているペースより速く走れてしまう事です。

泉州マラソンは参加ランナーが約5000人と、東京マラソン(35500人)や大阪マラソン(30000人)といった都市型マラソンに比べて非常に少なく、スタート後の渋滞は早めに解消されるため、すぐに自分のペースで走る事が出来ます。

コース全体の道幅はランナーの人数に対して適切です。

また、スタート直後は北に向かいますが、一度折り返しますと、20km以上まっすぐ南下するだけなので、カーブが多いとか、右に左に曲がるということもほとんどなく、気持ちよく走る事が出来ます。

しかし、南風が強いとずっと向かい風を受け続ける事になるため、その時はきつくなると思います。

しかも、この区間は多少の高低差はありますが、ほぼフラットであるため、かなりペースが速くなることが予想されます。

しかし、この区間で注意しなければいけない最大のポイントは、最初の吸水地点が10.1kmであるため、スタート前にしっかりと水分を摂ることと、必要以上にペースを上げないようにしないといけません。

寒いから大丈夫と思っていても、マラソン中は寒くても水分を失いますし、必要以上にペースを上げると余計に喉が渇き、脱水症状を引き起こすだけでなく、本来のパフォーマンスが出来ない可能が出てきます。

泉州マラソンは給水地点が7ヶ所しかなく、他のフルマラソンに比べて少ないです。

さらに、給食のバナナも25kmまでありません。しかもコース全体では35.7km地点にもう一ヶ所あるだけです。

そのため、アミノ酸やエネルギー源の補給食や塩熱サプリを持参して、自分の体とペースに合った形で補給するのが良いです。

泉州マラソンは陸連登録するだけで、誰でもスペシャルドリンクを置くことが出来るため、スペシャルドリンクに補給食を紐などでくくるなどの工夫をされている方もいました。(この区間では20km、25km、30km)

この区間は、気象条件(南風が強い、大雨、急激な冷え込み、雪など)が悪くない限り、気分よく走れますが、いくらこの区間で気持ちよく走れても、フルマラソンでよく言われる「30kmの壁」(30km過ぎからエネルギー切れや脚が重くなって動かなくなり、急激にペースが落ちる事)のあとに、モンスターブリッジが待ち構えています。

そのため、20kmから30kmの間に、エネルギー源とアミノ酸、水分補給をきちんと取るのが一番良いと思います

脚が重くなったり、エネルギーが切れる前に補給をしっかりとって、エネルギーと脚の筋肉の消耗をできる限り抑えた状態でこの区間を終わらせないと、次のモンスターブリッジで確実にやられます。

私はフルマラソンを走る時は、長い上りや橋を渡る約30分前にアミノ酸を飲むことで、壊れた筋肉を素早く修復させてから、脚の負荷をできる限り抑えるようにしております。

モンスターブリッジ~ゴール地点(りんくう公園)

©allsports.jp

モンスターブリッジとは、33kmからの「スカイブリッジ」から始まり、「マリンブリッジ」、そして、約2km直進したあとに折り返して、再び「マリンブリッジ」、「スカイブリッジ」と泉州マラソン名物の4回の橋渡りの事を言います。

「スカイブリッジ」と「マリンブリッジ」は両方共高低差は約10mで、橋そのものはそこまで急勾配ではありません。

そのため、体力が有り余っていたり、スタート直後であれば、この橋渡りはそこまできついものではありません。

しかし、先程も言いましたが、「30kmの壁」で体力や脚がきつくなる時に、橋を4回渡るため、精神的苦痛を伴います。

僕が一番嫌だったのは、マラソンのリズムが急に変わる事でした。

あれだけ前半快調に走っていたのに、急にアップダウンの繰り返しで完全にリズムが狂います。それなら、適度にアップダウンあった方が実は走りやすかったりするものです。

それは、マラソンは一定のペース、一定のリズムで走るのが一番走りやすいです。

しかも、4回同じ間隔でアップダウンすればまだ良いですが、「マリンブリッジ」と「スカイブリッジ」を渡ったあとは、2kmほど直進して折り返して2kmほど直進して、スカイブリッジ、マリンブリッジを渡ります。この直線区間が無駄に長く感じ、橋わたりで脚が重たくなっているため、全然前に進んでくれません(苦笑)

こんな言い方をしては駄目かもしれませんが、モンスターブリッジを制する方法やこの区間の走り方のこつを知るよりも、スタートから33kmまでの区間の走り方、給水、補給ですべて決まるといって過言ではありません。

なぜなら、どれだけ坂道トレーニングをしてきても、前半の区間で30kmの壁にぶち当たると、修正する事がほぼ不可能だからです。30kmの壁の後のモンスターブリッジですから、どうしようもないからです。

僕は、モンスターブリッジに差し掛かった時は、正直精神的にまいってしまいましたが、最初の区間をほぼ同じペースでリズムよく走る事が出来たので、リズムを作る事を意識して、「上りは前かがみで早歩き、下りは胸を張って走る」事を4回とも徹底させました。

また、35.7km地点(往路のマリンブリッジを渡った直後)は、アミノ酸とエネルギー源を両方摂取する事で、最後の橋渡り対策とゴールまでのエネルギーを回復させました。

そのため、ペースは落ちましたが、モンスターブリッジが終わった後は、ペースを大きく落とすことなくゴールまで走る事が出来ました。

収容関門時間

泉州国際市民マラソンは収容関門は全部で7箇所あります。

NO. スタートからの距離 スタートから制限時間(一般の部) 次の関門までの距離 次の関門までの制限時間 次の関門までに走るべきの1kmペース配分
スタート 4.0km 32分 8分00秒/km
1 4.0km 32分 6.2km 48分 7分44秒/km
2 10.2km 1時間20分 6.4km 40分 6分15秒/km
3 16.6km 2時間00分 7.3km 50分 6分50秒/km
4 23.9km 2時間50分 5.0km 35分 7分00秒/km
5 28.9km 3時間25分 5.5km 40分 7分16秒/km
6 34.4km 4時間05分  5.0km  35分 7分00秒/km
7 39.4km 4時間40分

泉州マラソンの第2関門と第3関門のペースがかなりきつめに設定されているので、スタートからは最低でも1km6分30秒以上のペースで走りたいところです。

大会出場を考えているランナーへ

受付と前日宿泊について

受付は大会前日と当日の2日間行われますが、大会前日に受付を済ましたほうが、冊子をもらえるため、家や宿泊先でゆっくりと読んで準備が出来るので良いです。

しかし、スタート時間が10時30分と遅めのスタートであるため、当日受付で朝早く行っても全然問題ありません。

遠方から参加されるランナーは、ホテルや旅館の予約をしていると思いますが、スタート時間が遅いため、最悪、京都や兵庫のホテルや旅館でも対応は出来るので、宿泊に関してはそこまでナーバスになる必要はないと思います。

当日の様子(スタートまで)

スタート会場の浜寺公園へは、

・南海本線 浜寺公園駅(南海なんば駅から区間快速乗り継ぎで約20分、普通のみで約25分)

・阪堺電鉄 浜寺駅前

・JR羽衣線 東羽衣駅(JR天王寺駅~鳳駅 快速で約18分、鳳駅~東羽衣駅まで約3分 浜寺公園まで徒歩10分) 

の3つが最寄駅になります。

南海本線で来るランナーが圧倒的に多いため、人ごみを出来るだけ避けたい場合は、JRで行く事をお勧めします。

私もJRで行きましたが、電車内はランナーが多くいても、少し人が多い程度なのでストレスも感じませんし、しかも駅から徒歩10分くらいなので、走る前に体のスイッチを入れるという意味でも良いのではないでしょうか。

スタート会場は比較的コンパクトで、一極集中しているため、荷物の受け渡しもスムーズにいけますし、スタートち整列も受付から非常に近いので、特に不自由はありませんでしたが、更衣室会場が少し遠い場所にあることだけが欠点でした。

スタート会場の敷地外は広い浜寺公園であるため、準備運動やアップをする環境はかなり整っております。

ランナーの一番気になるトイレですが、スタート地点付近の仮設トイレは人ごみがすごく、かなり待たなければいけませんが、更衣室会場付近のトイレや、浜寺公園内のトイレは意外と少ないので、アップの途中でトイレを済ませるのがコツだと思います。

動画

大会の様子が分かる動画を以下にのせているので、是非参考にしてみてください。

最後に

泉州マラソンは京都マラソンと日程がかぶるため、どうしても京都マラソンと比較すると、陰にかくれがちな大会ですが、コースをきちんと理解して対策をとれば十分に記録を狙えますし、大会規模にあった運営がきちんとされているので、結構お勧めな大会です。

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