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神戸マラソン2017のコース変更に伴う影響と攻略法について解説

      2017/05/06

今年の神戸マラソン2017のコースが一部変更になります。

今まで神戸マラソンに出場された事があるランナーは勿論ですが、初めて神戸マラソンに出場されるランナー、マラソン初挑戦の方も、本番までにマラソンコースを把握しておく必要があります。

この記事では、昨年神戸マラソン2016に出場した経験をもとに、コース変更に伴う影響と、コースの攻略法について解説していきます。

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神戸マラソン2017のコースはどこか変わったのか?

従来の神戸マラソン(2011-2016)のコースは以下の通りです。

図:神戸マラソン2016ホームページより

そして、神戸マラソン2017の新コースは以下の通りです。

図:神戸マラソン2017ホームページより

変更点をまとめますと、以下の2つが変更になります。

変更点 神戸マラソン(2011-2016) 神戸マラソン2017
折り返し地点 明石海峡大橋(県立舞子公園付近) 垂水区西舞子付近
ポートアイランド走行距離 しおさい公園経由(3.8km) 1.3km

ポートアイランド内の走行距離が減る分、折り返し地点が1.25km西へ延びる事になりました。

神戸マラソン2017コース変更のメリットとデメリット

神戸マラソン2017のコース変更は、3月末に神戸新聞から発表がありました。(詳細はこちら)

神戸新聞によると、ランナーの声として圧倒的に多かったのが、

「神戸大橋を渡り切って、ポートアイランドにはいってから、ゴールするまでの距離が長すぎる」

という事です。

昨年走った率直な感想は、ポートアイランドに入ってからゴールまでの直線距離はそこまでないのに、遠回りさせられている感がすごくて、精神的にかなり参りました。

神戸大橋は後で詳しくお話しますが、自動車専用道路を走るコースで、急な上り坂と上り坂の2段階で上っていくため、下った後はどうしても脚にくるため、かなりしんどいところです。

この難関の後に、ゴールのポートアイランドに入っても、ゴールまで遠回りさせられるので、かなり精神的負担は大きく、心が折れたのを覚えています。

私の友達も3年連続神戸マラソンに出場(2014-2016)していますが、ポートアイランドに入ってからゴールまでが、近いようで遠いという状態が精神的にきついと言っています。

そのため、今回の神戸マラソン2017のコース変更は、神戸大橋を渡り切って、まっすぐゴール地点に行けるのは精神面でかなり楽になるため、ランナー全体の完走タイムは良くなるのではないでしょうか。

一方、ポートアイランドの最大の魅力は何といってもしおさい公園で、昨年までは、39km~40km地点の海沿いを走るコースであったため、景色は最高に良かったです。神戸マラソンの絶景ビューのひとつにもあげられます。

しかし、今回のコース変更では、しおさい公園を走らないため、絶景ビューが一つ減るのがデメリットになります。

とは言っても、私は残り3kmでしんどい時に、絶景ビューを楽しむ余裕は無かったので、他のランナーの皆さんも絶景ビューよりも早くゴールしたいという気持ちになるのでしょう。

神戸マラソンコース解説と攻略法(2017版)

神戸マラソンのコースの大きな特徴は、

・全体的に細かなアップダウンが多く、道幅が狭く直角の曲がり角が多い

・海沿いや橋の上を走るので、風の影響を受けやすい

・ポートアイランドに続く、自動車専用道路(浜手バイパス)の2段階の上り坂

・ポートアイランドに入ってからしおさい公園経由でゴールまで遠回りをする(2016年まで)

の4点が挙げられます。

これらの特徴を踏まえたうえで、スタートからゴールまでの攻略ポイントについてお話していきます。

スタート~10km

どのマラソン大会も、スタート直後は混雑しますが、神戸マラソンのような都市型マラソン(2万人規模)ですと、余計に走りづらいです。

しかも、神戸マラソンはスタートの神戸市役所から2kmくらいは、直角カーブが続くため、スタート直後は自分のペースにもっていく事は困難です。

そのため、スタート直後は自分のペースで走るよりも、その時の状況に合わせて走るのがベストだと思います。

私はBブロック(目標タイム3時間30分申請)で、スタート時はブロックの後ろ側(Cブロックの先頭より少し前)に並んでいました。

そのため、およそ1km5分を少し切るペースを想定していましたが、2kmまでは混雑というファクターを取り除いても想像以上にタイムが遅かったので、内心は少しイライラしてしまいました。

さらに、6km過ぎからは道幅が狭く、カーブも続くので、自分のペースを掴み切れそうで掴み切れないそんな状況が続きます。

以下に私の神戸マラソン2016の10kmまでのラップを掲載しています。

徐々にペースを上げていき、8kmからは1km5分を切るペースで走れたので、一見理想的な展開に見えますが、狭い道幅の中、無理して人を抜いていたので、後半ペースがガタ落ちする原因になりました。

しかも、地味にアップダウンがあるので、人を抜こうと力むと、脚にきて後半はかなり苦戦が予想されるので、10kmまでは想定タイムより多少遅くても慌てない事がポイントになります。

第6回神戸マラソン(2016年11月20日)ラップ
距離 ラップタイム グロスタイム ネットタイム 通過時刻
スタート 9:00:00
スタート地点 0:03:36 9:03:36
1km 0:05:57 0:09:33 0:05:57 9:09:33
2km 0:05:18 0:14:51 0:11:15 9:14:51
3km 0:05:08 0:19:59 0:16:23 9:19:59
4km 0:05:05 0:25:04 0:21:28 9:25:04
5km 0:05:09 0:30:13 0:26:37 9:30:13
6km 0:05:00 0:35:13 0:31:37 9:35:13
7km 0:05:03 0:40:16 0:36:40 9:40:16
8km 0:04:51 0:45:07 0:41:31 9:45:07
9km 0:04:50 0:49:57 0:46:21 9:49:57
10km 0:04:50 0:54:47 0:51:11 9:54:47
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10km~25km(海沿い、明石海峡大橋)

10kmからは海沿いを往復するコースを走ります。

明石海峡大橋も通過するので景色は最高ですが、海沿いを走るので、横風が強くなることが多いです。

さらに、この区間はアップダウンが多いので、実際に走ってみるとかなり苦しかったです。

また、折り返し地点に到着すると、気温が上昇する時間帯であるため11月開催といえども暑くなる可能性が高いです。

昨年は、明石海峡大橋手前から急に気温が高くなり、体感温度もかなり高かったです。

そのため、こまめな水分補給は必須になります。

私は、この区間は15km過ぎからお腹の調子が悪くなり、途中18km地点と21km過ぎでトイレにいき、咳と鼻水が止まらないず、痰が詰まって給水時に水が呑み込めないなど散々でした。

第6回神戸マラソン(2016年11月20日)ラップ
距離 ラップタイム グロスタイム ネットタイム 通過時刻
11km 0:04:46 0:59:33 0:55:57 9:59:33
12km 0:04:40 1:04:13 1:00:37 10:04:13
13km 0:04:55 1:09:08 1:05:32 10:09:08
14km 0:04:53 1:14:01 1:10:25 10:14:01
15km 0:04:44 1:18:45 1:15:09 10:18:45
16km 0:04:54 1:23:39 1:20:03 10:23:39
17km 0:04:52 1:28:31 1:24:55 10:28:31
18km 0:05:49 1:34:20 1:30:44 10:34:20
19km 0:04:49 1:39:09 1:35:33 10:39:09
20km 0:04:54 1:44:03 1:40:27 10:44:03
21km 0:04:59 1:49:02 1:45:26 10:49:02
(21.0975km) 0:00:36 1:49:38 1:46:02 10:49:38
*22km 0:06:22 1:55:24 1:51:48 10:55:24
23km 0:05:11 2:00:35 1:56:59 11:00:35
24km 0:04:16 2:04:51 2:01:15 11:04:51
25km 0:05:11 2:10:02 2:06:26 11:10:02

*22kmの記録は、21km~22kmであり、21.0975km~22kmではない

25km~35km(海浜公園・ノエビアスタジアム)

この区間は、海浜公園やノエビアスタジアム神戸を通るため、応援も多くにぎやかです。

アップダウンもほぼ無く、道幅も神戸マラソン全体のコースの中では比較的広く、ランナーもある程度分散しているので、コースとしては走りやすいです。

しかし、私はこの区間で一気にペースダウンをしてしまいました。

明らかに脚が動かず、走ったり歩いたりの繰り返しでペースが全く安定しませんでした。

ここにきて、前半遅れたペースを取り戻そうと、人をかき分けながら走ったつけがきたように思いました。(ペースが安定していたのは、無理やり人をかき分けたりペースをあげたりしたため)

神戸マラソンはこの区間に入るまでは、思っていたペースで走れない事が多かったため、神戸マラソンを目標ペースで走るには、この区間に入る時に理想ペースにもってくるように、前半はレース展開を考えた方がいいかもしれません。

多くのランナーが30kmあたりで急激にペースが落ちる「30kmの壁」を克服する意味でも、ネガティブスプリット(前半抑えて後半ペースを上げる走法)で行くのをお勧めします。

私の理想ペースは1km5分弱であるため、前半は5分30秒から徐々にペースをあげていき、25km過ぎに1km5分を切るペースに持っていくイメージを持てばよかったです。

第6回神戸マラソン(2016年11月20日)ラップ
距離 ラップタイム グロスタイム ネットタイム 通過時刻
26km 0:04:54 2:14:56 2:11:20 11:14:56
27km 0:05:05 2:20:01 2:16:25 11:20:01
28km 0:07:15 2:27:16 2:23:40 11:27:16
29km 0:05:21 2:32:37 2:29:01 11:32:37
30km 0:05:31 2:38:08 2:34:32 11:38:08
31km 0:06:14 2:44:22 2:40:46 11:44:22
32km 0:09:26 2:53:48 2:50:12 11:53:48
33km 0:05:24 2:59:12 2:55:36 11:59:12
34km 0:05:06 3:04:18 3:00:42 12:04:18
35km 0:05:51 3:10:09 3:06:33 12:10:09

35km~ゴール(浜手バイパス~神戸大橋~ポートアイランド)

ここからはいよいよ神戸マラソン最大の難所、浜手バイパスの上り坂が待ち構えております。

コース高低図をよく見ますと、一度、最初の150mで10m上がったあと、もう一度上り坂があります。

つまり、2段階の上りであるため、精神的にかなり苦しいポイントになります。

さらに、浜手バイパスを上ると、神戸大橋を通過しますが、橋の上であるため風がかなり強く、脚は動かないし風はもろに受けるのでなかなか前に進みません。

神戸大橋を抜けると、一気に下ってポートアイランドに入ります。

昨年までは、ポートアイランドに入ってからしおさい公園経由するため、ゴールまで直線距離では1.3kmなのに、3.5kmも走るので、かなり遠回りをするので最後の最後で精神的にかなりしんどかったです。

さらに、しおさい公園に入るまでに小さなカーブが連続して続き、公園に入ると海沿いからの風を受けるため、ゴール直前という場面ではかなり苦しいポイントでした。

今年は、このしおさい公園経由がなくなり、ほぼ直線距離でゴールに行けるので、神戸大橋を渡ってからの精神状態はかなり楽になると思います。

私は、しおさい公園(39km-40km)ではタイムが劇的に落ちており、全体のラップも6分前後で心が完全に折れてしまいました。

この区間を攻略するには、須磨海浜公園、ノエビアスタジアム区間でいかにペースを安定させて給水、エネルギー(特にアミノ酸系)をしっかり補給出来るかが大きな鍵を握ると思います。

急な上り坂の前に、アミノ酸を補給する事で筋分解を少しでも抑える事が非常に大事になると思います。

第6回神戸マラソン(2016年11月20日)ラップ
距離 ラップタイム グロスタイム ネットタイム 通過時刻
36km 0:05:37 3:15:46 3:12:10 12:15:46
37km 0:05:56 3:21:42 3:18:06 12:21:42
38km 0:05:54 3:27:36 3:24:00 12:27:36
39km 0:05:35 3:33:11 3:29:35 12:33:11
40km 0:06:46 3:39:57 3:36:21 12:39:57
41km 0:05:43 3:45:40 3:42:04 12:45:40
42km 0:05:46 3:51:26 3:47:50 12:51:26
42.195km 0:01:20 3:52:46 3:49:10 12:52:46

最後に

神戸マラソンはコースの景色はとても良いですが、全体的に道幅が狭いのとアップダウンが多いので、見た目以上に難しいコースと感じています。

神戸マラソン2017の大会情報がもう少し詳しく分かった段階で、大会に出場されるランナー向けに情報を発信できればと思います。

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