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軟水と硬水の違いと使用用途について

      2017/05/21

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皆さんは、「軟水」と「硬水」の違いをきちんと理解しているでしょうか?

特にミネラルウォーターを購入する際に、ラベルに軟水か硬水かの区別が表示されています。

そのため、軟水と硬水の違いが分からず、購入するときのポイントが分からず戸惑う方は多いと思います。

軟水と硬水は硬度による違いで判別され、推奨される使い方もそれぞれ異なります。

軟水に適しているのに硬水を使ったり、硬水に適しているのに軟水を使いますと、効果が無くなり、場合によっては逆効果になる事もあります。。

この記事では、軟水と硬水の違いについてきちんと理解して、それぞれの水の正しい使用方法についてお話していきます。

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軟水と硬水を決める硬度とは

軟水と硬水の違いは硬度による違いで判別されるため、最初に硬度についてお話していきます。

硬度とは、水1Lに含まれているカルシウム量(mg)とマグネシウム量(mg)を炭酸カルシウム量(mg)に換算した値です。硬度の算出式を以下に示します。

硬度(mg/L)=「カルシウム濃度(mg/L)×2.5」+「マグネシウム濃度(mg/L)×4.1」

理系出身でない方でも、炭酸カルシウム量(厳密にはカルシウムとマグネシウム量の総和)の多い少ないで硬水、軟水が決まる事が簡単に想像出来ると思います。

理系出身者の方のために、算出式の解説をしますと、カルシウム(Ca)の原子量は40、マグネシウム(Mg)の原子量は24.3、炭酸カルシウム(CaCO3) の分子量は100であるため、

カルシウム量とマグネシウム量を炭酸カルシウム量に換算する時は、

炭酸カルシウム量(分子量100)=カルシウム量(原子量40)×2.5

炭酸カルシウム量(分子量100)=マグネシウム量(原子量24.3)×4.1

である事が分かります。

厳密にいえば、国ごとに硬度の算出方法が異なるため、基準もバラバラになりますが、一般的にはアメリカ硬度という物を用いて算出されています。もちろん、上記もアメリカ硬度に基づいて算出しています。

ここまでの話でなかなか理解出来ない方は、カルシウムもマグネシウムもミネラルであるため、ミネラルウォーターに含まれるミネラルの量で軟水、硬水が決まると思っていただいて大丈夫です。

軟水と硬水の定義とは

軟水と硬水は硬度の大きさで決定しますが、硬度の大きさによる分類はWHO(世界保健機関)で以下のように区別されています。

硬度(mg/L) 区分
0~60 軟水
60~120 普通の軟水
120~180 硬水
180以上 かなりの硬水
 ミネラルウォーターには必ず硬度の数値が示されているため、購入する際は上表を参考にすると良いです。
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軟水の特徴と使用方法

軟水はミネラル量が少ない水であり、口あたりがまろやかで軽いのが特徴です。

また、日本の水道水のほとんどは軟水であるため、硬水に比べて日本人に馴染みがある水と言えます。

軟水は体への吸収が速いため、運動中や夏の暑い時など素早く水分補給をする時に最も適しています。

また、料理への応用で考えてみると、だしを摂る時も素早く抽出されるため、コーヒーや紅茶、緑茶を作る時も軟水が適しています。

他にも、胃腸への負担をかける事もありませんし、老廃物の排出や美肌効果もあります。

軟水の代表商品

・いろはす(硬度28.8mg)

・六甲のおいしい水(硬度32mg)

・クリスタルカイザー(硬度34mg)

・ボルヴィック(硬度60mg)

・マサフィー(硬度87mg)

硬水の特徴と使用方法

硬水はミネラル量が多い水であり、とげとげしい口当たりで日本人には少し飲みにくいのが特徴です。

硬水はミネラル量がとても豊富であるため、体内のミネラルが不足している方は硬水を摂取すると良いです。

また、カルシウムとマグネシウムによる代謝の促進、脂肪吸収の抑制、便秘改善効果があるため、ダイエット効果としての期待が軟水より高いのが特徴です。

しかし、非常に日本人に飲みにくいのと、体内吸収が悪いため、胃腸が弱い方は飲む量をきちんと調整した方が良いです。

料理に使用するときは、カルシウムが肉を固くさせるあくを析出させる効果があるため、あくが出やすい料理に硬水を使うと、アク取りをする上でとても便利です。ただし、だしを取る場合(昆布:グルタミン酸、鰹節:イノシン酸など)、だしの抽出を阻害するので、こういう場合は使わない方が良いです。

パスタを茹でる際にも、硬水を使うとコシが出るのが特徴です。カルシウムがパスタのデンプンと結合することで、コシを生みます。また、パスタを茹でる時に塩を入れる理由は、沸騰温度を上げるだけでなく、塩の成分であるカルシウムとマグネシウムを加える事でより硬水に近づけるからです。

硬水の代表商品

・エビアン(硬度304mg)

・クールマイヨール(硬度1612mg)

・コントレックス(硬度1648mg)

まとめ

・軟水と硬水を決める硬度は、ミネラル量によって決まる。

・軟水は、ミネラル量が少なく日本では幅広く使われ、特に水分補給やだしの抽出などに適している。

・硬水は、日本では限られた場面でしか使われないが、栄養価が高く、ダイエット効果、ミネラル補給、料理(アク抜きや麺のコシ)に適している。

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