ウォーキングジョギング

水中ウォーキングの効果とは?気になる消費カロリーについても言及

水中ウォーキングをやる人の多くは、ダイエット効果を期待して痩せたいという人が大半です。

その理由は、水中の方が陸上より体にかかる負荷が大きいため、同じ運動量でも、消費されるカロリーは大きくなるからです。

そのため、水中での運動は、カロリーを効率よく消費するのに最も適した方法と言えます。

しかも、水中ウォーキングにはダイエット効果以外にも様々な効果をもたらせてくれます。

この記事では、水中ウォーキングにおける効果と、気になる消費カロリーについてお話していきます。

水中ウォーキングの効果とは

水中ウォーキングにはたくさんの効果があります。

しかし、これらの効果を得るためには、正しいやり方で水中ウォーキングをする必要があります。

ダイエット効果

水中ウォーキングの最大の効果と言えばやはりダイエット効果です。

水中ウォーキングは普通に陸上でウォーキングするよりも約2倍のカロリーを消費すると言われています。

消費カロリーは体重や性別、運動強度によって異なるので正確な数値を出す事は難しいですが、水中ウォーキングを1時間おこなうと約360kcal、陸上でのウォーキングは約150kcalになります。

体重が重たい人は多くカロリーを消費しますし、ウォーキングのスピードを上げても同じくたくさんのカロリーを消費します。

ただし、いくら水中ウォーキングしてカロリーを消費しても、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまっては何の意味もないため、消費カロリーは目安として覚えておくと良いです。

心肺機能の向上

プールに入ると水圧がかかるため、地上よりも血液の循環が活発化されます。

そのため、心肺機能の向上にも大きく影響を与え、さらに免疫力を高めて病気やストレスに強い肉体を作ることにもつながります。

私も、水中ウォーキングを始めたきっかけの一つに、この水圧による心肺機能の向上という部分がありました。

腰痛改善

腰痛は国民病と言えるくらい、日本人の多くは腰痛に悩まされております。

腰痛は、骨盤が歪み、腰回りの筋肉が固まる事で神経を圧迫して痛みが生じるため、運動による腰回りの筋肉をほぐしてあげる必要があります。

しかし、いくら腰回りの筋肉を鍛えるために、運動しても腰に負荷をかけると意味がないどころか、症状を悪化させてしまう可能性が高くなります。

腰痛改善として、ウォーキングは非常に効果がありますが、水中の場合は、腰への負担が10分の1以下にまで減少してくれます。

そのうえ、水の中で歩くことによって、水の抵抗を受けて効率よく筋肉を鍛えることが出来るため、まさに腰痛にはもってこいの運動法と言えます。

それでも、水中ウォーキング中に腰を痛めた場合は、すみやかにウォーキングをやめるようにしてください。

ぎっくり腰の改善

腰痛と同じ部類の症状であるぎっくり腰ですが、ぎっくり腰の原因は、同じ体制を続けた結果、腰の同じ部分に負担がかかり続けることで発症します。

そのため、腰痛と同じように、予防するにはストレッチをして腰回りを柔らかくする必要があるため、水中ウォーキングはとても効果的です。

精神面でのリラクゼーション効果

水中運動をすると、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されると言われております。

このセロトニンによって、気分の安定や筋肉の緩まりをもたらして、大きなリラックス効果が得られます。

一説によると、水の中でリラックスする感覚は、母親の胎内にいたときの記憶が関係していると言われております。

水中ウォーキングを勧める3つの理由

私も、マラソントレーニングの一環で水中ウォーキングを取り入れております。

その中で、私が水中ウォーキングを勧める理由は大きく3つあります。

浮力による怪我発症リスク減少

水中では陸上と違い浮力が働きます。

そのため体が軽く足腰にかかる負担が軽減されます。

普段立っている時も、体重分だけ足や膝に負担がかかっています。

歩くと体重の約1.5倍、ジョギングは体重の約3倍近くが足や膝に負担がかかるため、怪我につながりやすいです。

ところが、水中の場合は陸上よりも体にかかる負担が約70%ほど抑えられます。(膝まで水中に浸かった場合は30%、腰まで水中に浸かった場合は50%)

特に高齢者や肥満の人はいきなり運動をすると、関節等を痛めやすいため、陸上でのウォーキングより水中ウォーキングをやると良いでしょう。

私が通っている近所のプールでも、水中ウォーキングをやっている人は高齢者の方がほとんどです。

水圧による体への負荷増大

水中では水圧がかかるため、陸上でのウォーキングに比べてスムーズに歩く事が出来ません。

そのため全身の筋肉を大きく使って歩き、負荷が大きくかかるため、効率的にダイエットをする事が出来ます。

つまり、怪我へのリスクは減るのに体への負荷が大きくかかるため、長く続ける事ができますし、陸上でのウォーキングより効率的にダイエットをすることが出来るため、まさに一石二鳥です。

ウォーキング+水泳の組み合わせが出来る

プールで運動するため、ウォーキングだけでなく泳ぐ事も出来ます。そのため、さらなるダイエットや体型維持、健康維持が期待出来ます。

水中ウォーキングの場合は消費カロリーが1時間で約360kcalでしたが、泳ぐスピードによって異なりますが、30分クロールをすると約260kcal、平泳ぎの場合は30分で約160kcal消費します。

そのため、1時間の水中ウォーキングと30分の水泳でも十分なカロリーが消費できます。

公共プールで水中ウォーキングと泳ぎをする場合は、レーンごとに歩行レーンと水泳レーンに分かれており、水泳レーンも大半の公共プールは初心者レーン、中級者レーン、上級者レーンなどに細かく区分されているので、泳ぎにあまり自信が無くても、気兼ねなく泳ぐ事が出来ます。

水中ウォーキングをして泳いで、疲れたらまた水中ウォーキングをするなど、自分の気分次第で長くプールで運動する事が出来て、カロリーを多く消費出来るのが最大のメリットです。

水泳ダイエットは泳げなくてもできるダイエット方法です。クロールや平泳ぎなどができなくても水中を歩くだけでも、陸上を歩くより負荷がかかり消費カロリーは倍増しますので、同じ運動時間でダイエット効果は何倍にも多くなります。食事方法と合わせて効果的に水泳ダイエットを行いましょう。

最後に

高齢者や肥満体型の人、普段全く運動してこなかった人は、体に負担がかかりやすい陸上での運動は、怪我のリスクや継続するのが難しいです。

しかし、水中ウォーキングであれば浮力によって体に抵抗は受けるが、体への負担は少なく、しんどいという感覚が少ないため、運動習慣をきちんと身につけるのであれば、水中ウォーキングをする事を強くお勧めします。

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