栃木県大田原市で毎年11月23日(祝)に開催される「大田原マラソン」。
大会のコンセプトが「制限時間4H、自己への挑戦状」とあるように、制限時間4時間という市民マラソン大会の中でもかなり難易度が高い事で有名です。
制限時間4時間のマラソン大会で有名なのは、他には山口県防府市の「防府読売マラソン」だけです。
サブ4達成(4時間以内でフルマラソン完走)するのは、全市民ランナーの約3割と言われており、サブ4を達成する事は、市民ランナーの最初の大きな夢であります。
そのため、大田原マラソンを完走する事は、サブ4ランナーとしてのステータスを得る事が出来ます。
しかし、大田原マラソン公式ホームページからのお知らせで、
2022年に、栃木県で42年ぶりとなる国民体育大会「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」が開催されるのに伴い準備期間に入るため、マラソン大会を休止することが決定しました。
詳細が分かり次第、記事を更新します。
大田原マラソンのエントリーの実態とは?
大田原マラソンの応募方法は、栃木県民先行エントリーと一エントリーの2つあります。
エントリーに関して、大田原マラソンは抽選ではなくて先着順であるため、エントリー開始になったら早めにエントリーする必要があります。
エントリーはRUNNETからおこないますが、クリック合戦によってサーバーがパンクするような事は無いと思います。
数年前まではエントリー開始からエントリー締切までの期間が短かったが、近年は締切期間が終わっても定員が足りないため、募集期間を延長する事もよくあります。
また、大田原マラソンは基本的にRUNNETからおこないますが、10kmの部のみ専用振替からの申し込みも可能です。
大田原マラソン2020の募集要項の発表はまだなので(分かり次第更新)、過去の応募状況について以下にまとめました。
フルマラソンの部
2019年大会の定員は3500名でした。
栃木県民先行エントリー
栃木県民先行エントリーとは、栃木県に在住しているサブ4ランナーであれば、一般枠に先立ってエントリーする事が出来ます。
過去大会の栃木県民先行エントリー状況は以下の通りです。
大会 | 定員 | エントリー期間 | エントリー状況 |
第28回(2015)大会 | 200 | 2015.5.22(金)20時~ | エントリー開始2時間で締切 |
第29回(2016)大会 | 200 | 2016.6.3(金)20時~ | |
第30回(2017)大会 | 400 | 2017.6.2(金)20時~ | 2017.6.3(土)締切(エントリー開始1日後) |
第32回(2019)大会 | 1000 | 2019.6.15(土)20時~ |
一般エントリー
サブ4達成しているランナーであれば誰でもエントリーする事が出来ます。
過去大会の一般エントリー状況は以下の通りです。
定員 | エントリー期間 | エントリー状況 | |
第28回(2015)大会 | 3800 | 2015.5.24(日)20時~ | 2015.6.5(金)14時頃締切(エントリー開始11日18時間後) |
第29回(2016)大会 | 3800 | 2016.6.5(日)20時 ~6.30(木) | 2016.7.10(日)まで延長(エントリー開始1ヶ月後) |
第30回(2017)大会 | 3600 | 2017.6.4(日)20時~7.15(土) | 2017.8.6(日)まで延長(エントリー開始2ヶ月後) |
第32回(2019)大会 | 2500 | 2019.7.1(月)20時~2019.8.25(日) | 定員に達成せず。 |
大田原マラソンは、サブ4ランナーが出場出来る大会であるため、すぐに定員を超えて締め切られる事はありません。
しかも、2016年大会と2017年大会は、当初のエントリー期間内で募集していた定員に達していなかったので、エントリー期間を延長する事態が発生しております。
2019年大会は、過去大会のエントリー状況から判断して、最初からエントリー期間を2か月にして募集をかけましたが、定員に達成せずに締め切られました。
それでも、人気と知名度は高い大会なので、早めにエントリーしておいたほうが良いでしょう。
10kmの部
2019年大会の定員は1000名でした。
栃木県民先行エントリー
過去大会のエントリー状況は以下の通りです。
大会 | 定員 | エントリー期間 | エントリー状況 |
第28回(2015)大会 | 100 | 2015.5.22(金)20時~ | |
第29回(2016)大会 | 100 | 2016.6.3(金)20時~ | 2016.7.10(日)まで延長(エントリー開始1ヶ月後) |
第30回(2017)大会 | 200 | 2017.6.2(金)20時~ | 2017.8.6(日)まで延長(エントリー開始2ヶ月後) |
第32回(2019)大会 | 500 | 2019.6.15(土)~ |
一般エントリー
過去大会のエントリー状況は以下の通りです。
定員 | エントリー期間 | エントリー状況 | |
第28回(2015)大会 | 900 | 2015.5.24(日)20時~ | |
第29回(2016)大会 | 900 | 2016.6.5(日)20時 ~6.30(木) | 2016.7.10(日)まで延長(エントリー開始1ヶ月後) |
第30回(2017)大会 | 800 | 2017.6.4(日)20時~7.15(土) | 2017.8.6(日)まで延長(エントリー開始2ヶ月後) |
第32回(2019)大会 | 500 | 2019.7.1(月)20時~2019.8.25(日) | 定員に達成せず |
10kmの部は県民枠先行エントリーであろうが、一般枠エントリーであろうが、すぐに定員いっぱいになるということはありません。
参加費
過去大会の参加費は以下の通りです。
大会 | フルマラソン(一般) | フルマラソン(高校性) | 10km(一般) | 10km(高校生) |
第28回(2015)大会 | 6000円 | 2000円 | 4000円 | 2000円 |
第29回(2016)大会 | 7000円 | 2000円 | 4000円 | 2000円 |
第30回’2017)大会 | 7000円 | 2000円 | 4000円 | 2000円 |
第31回(2018)大会 | 7000円 | 2000円 | 4000円 | 2000円 |
第32回(2019)大会 | 7000円 | 2000円 | 4000円 | 2000円 |
大田原マラソンの参加費は、一般的なフルマラソン大会の中では比較的安いです。