運動習慣がない方、体力に不安のある方は、若いうちはそこまで心配する事もないでしょうが、年齢を重ねるにつれて、通勤時や勤務中、買い物など日常生活での疲れがたまりやすくなります。
特に、これから春の暖かさを経て夏をむかえる中で、夏バテという問題に対処しなければいけなくなります。ただでさえ、夏は体力が落ちやすいので、体力低下の状態ですと、日常生活そのものに大きな影響を与えます。
体力をつけるというと、筋トレしてジョギングして、しっかりご飯を食べてという印象が強いせいか、ダイエット中の方や痩せている事に価値観をおいている方は、煙たがれる傾向があるような気がします。むしろ、痩せているから体力無いのは当たり前というような考えの方もいるかもしれません。
確かに体力をつけるためには、「筋トレしてジョギングして、ご飯をしっかり食べる」は間違っていません。この地点で、8割くらいこの記事の答えを言っているようなものです。実際にこの後もお話していきます。
実際問題としまして、夏バテ対策のために体力をつけるという考え方ではなく、日常生活の活力をより高める事により、人生をより充実させる事が出来るので、この記事をきっかけに、体力づくりに前向きに取り組んでいただけたら幸いです。
体力をつける上で意識しなければいけない事
最も意識しなければいけない事はずばり「継続」です。この考え方は一番大事であるため、あえて最初にお話します。
仕事や料理、スポーツでも継続してやらなければ上達しない事は分かると思います。体力に関しても同じことが言えます。
つまり、体力づくりをする上で一番最初に考えなければいけない事は、継続させるためにはどのように体力作りに励むかという事です。つまり毎日継続出来る内容でやらないと意味がありません。
定期的に体を動かす
運動の強弱や内容、時間は深く考える必要はありません。各々の生活習慣に合わせて運動を習慣化させることが出来れば問題ありません。
私の場合、会社に通勤する時、通常は最寄りの駅から地下鉄で2駅行った後にJRに乗り換えます。そのうち地下鉄部分を自転車で最寄りのJR駅まで行っています。また、基本的に残業がないため、家に帰ってから30分程度ジョギングしています。また、昼休みに気分転換に、外をウォーキングする事もあります。
大事な事は、腕立てを1日50回!10km走る!みたいなバリバリのスポーツマンみたいな事をする必要はなく、体を動かす事だけ意識すればいいと思います。
結局、負荷の大きい運動をしても一日でやめてしまっては何の意味もありません。だからこそ日常生活の隙間に体を動かす事を習慣化させ、自然に取り入れる意識を持つと良いと思います。
私は普段マラソンをしているので、日常生活内で体を動かす事を強く意識しています。実際に、マラソンをする前に比べて体力や活力が上がったように感じます。
バランスの良い食事
いくら運動をしても、食事を疎かにしてはいけません。食事は体を作る唯一の手段だからです。人の体は日々生まれ変わっており、食事の内容で身体の構成に大きな影響を与えるからです。
しかし、バランスの良い食事といいましても、一回で食べられる食事の量は決まっていますし、炭水化物がタンパク質がカルシウムがビタミンがと考え過ぎては、これも継続させるという部分で大きなマイナスになってしまいます。
そのため、シンプルに多くの品目を食べる事だけ意識して、常識の範囲内でごはんを食べれば良いと思います。
私も、マラソンをしていますが、必要最低限の内容で食事に気を使っていますが、正直、多くの品目を取る以外はあまり気にしていません。
「好きなものをバランスよく多くの品目を食べる」という考え方でいいと思います。
質のいい睡眠
睡眠不足は集中力、ストレス耐性、免疫力などを低下させるため、普段の活動に大きな影響を与えます。
体力をつけるという事は、普段の生活の活力を上げる事に繋がるため、しっかりとした睡眠を取らないと、運動と食事に気をつけてもあまり効果は出ないと思います。
休息をしっかりとる
体力を上げる最大の要因は運動中より休息時にあります。人間の体は運動によって疲れた後に、回復時に前より少し強い状態になろうとします。これは、筋トレの時の「超回復」と同じ原理で筋トレの効果を実感させるための簡単な方法で超回復について説明していますので、詳しく知りたい方はご覧下さい。
最後に
今回の内容は、当たり前と感じる方も多くいるかと思いますが、この当たり前の内容を継続させる事が一番難しいと思います。なぜなら、簡単過ぎて面白くないからです。
ロールプレイングゲームでもそうですが、最初から最後まで1面のステージと同じ難易度で進んでいたら、ゲームクリアする事は簡単ですが、途中でつまらなくなるのと同じです。
そのため、この記事で述べた内容を無意識に出来れば、効率良く体力をつける事が出来ると思います。