「一日3食、バランスの良い食事を」
世間一般では、このような考えで食事をしている人は多いのではないでしょうか。
しかし、ここ数年、不食やファスティング、一日1食の食事方法が良いという本や雑誌、医師からの提言などが増えてきて、一日1食派と3食派で意見が分かれています。
実際に私の周りでも、しっかりごはんを食べる人と少食(食べる事が嫌い、もともと少食という意味では無い)派がいます。
そうなると、結局1日3食食べるのが良いのか、少食が良いのかよく分からなくなりますよね。
この記事では、それぞれの立場の意見や考えから、今話題になっている少食は、本当に健康に良いのか検証してみました。
私の周辺の人の食生活について
私を含めて、過食派と少食派の人それぞれの食生活について簡単にまとめてみました。
一日3食+間食が多い先輩
私の職場の先輩は、食に対して貪欲で、1日3食はもちろんの事、間食をよくする人です。
そのため肥満体型で、結石や無呼吸症候群を引き起こしています。
普段の食事について聞いても、奥さんがいるため、バランスよく多くの食品は取り入れていますが、とにかく食べる量と回数が多すぎるのが特徴です。
1日1~2食+断食療法(ファスティング)推奨の友人
専門学校時代の友人の方は、過去に病気になった経験から、病気を根本的に治すことを目的に、アロマとファスティングを中心としたサロンを経営しております。
その中で、断食療法(ファスティング)を推奨しており、実際にファスティングをする事で体調ががかなり良くなったと実感しているそうです。
毎日少食と言うよりは、食べることを我慢するのでは無く(勿論、暴飲暴食はNG)、食べる時はしっかりたべていらっしゃいます。
食事によってフルに活動している内臓や消化器官を休ませる期間を設ける事で、免疫力を上げて病気にかかりにくい、もしくは回復を早める事を目的におこなっています。
そのため、期間は自分の体調や目的に合わせて3日~5日くらいを目安に、食事の代わりに植物発酵ドリンクを飲んで、適度なカロリー、ビタミン、ミネラルを体内に吸収しています。
1日1食+発酵ドリンク生活の友人
1日3食食べていた友人が、お腹のはりや便秘に悩んでいた時に、ファスティングの話を聞いて、食生活を大きく変えました。
ただし、ファスティングのような3日~5日単位で断食をするのではなく、普段の食事を1日1食にして発酵ドリンクを毎日飲むというプチファスティングをおこなっています。(ファスティングはその人の体調、生活習慣を考慮して、無理しておこなうものではないため)
その結果、胃や腸の活動が活発になり便秘も解消され、少し痩せる事にも成功しました。
マラソンをしている私
私は、普段マラソンをしている事もあり、食事は1日3食とっております。間食は一切しませんが、一回あたりの食事量は多い傾向にあります。
基本的に体を動かす時はしっかり食べますが、動かないときは食事量を減らしたり、食べない時もあります。
そのため、平日は体を動かす仕事ではなく、お腹もほとんどすかないので、お昼はバナナ1本で済ませる事が多いです。朝と夜はしっかり食べ、鶏肉や魚をよく食べます。
休日はマラソン練習するときは、1日3食がっつり食べますが、ブログ作業がメインの時はお昼を抜く事が多いです。
もともと食べる事が好きなので、お腹を空かせてたくさん食べたいという願望があります。
全体の食事として、とにかくご飯が好きで、1回の食事でごはん1合以上食べる事が日常茶飯事であるため、そこは改善する必要があるのかなと思っているところです。
少食の効果とは
先ほどは、私を含めて4人の食生活についてお話してきました。
ここでは、少食の効果についてまとめてみました。
ダイエット効果(脂肪燃焼)
少食と言うことは、一日に摂取するカロリーも少ないため、基礎代謝や日中の活動(仕事、運動など)で消費するカロリーより少なければ、自然とやせていくのは分かると思います。
その中でも、脂肪燃焼効果はかなり期待できます。
なぜなら、炭水化物に含まれているデンプンはブドウ糖に変化して体内に取り込まれますが、ブドウ糖はすぐにエネルギー源となり、体内に多く蓄積出来ないため、過剰に摂取すると最終的に脂肪として体内に蓄積されます。
少食になると、摂取されるエネルギー源が少なく、足りなくなった場合は、体内に蓄えられた脂肪を分解、燃焼してエネルギーとして使われるため、痩せる事が出来ます。
食品添加物過剰摂取の対策
スーパーやコンビニで買う弁当、お惣菜、加工食品には食品添加物が多く使われています。
こういう話をすると、
「何も食べられなくなるじゃないか!」
「そんなこと気にしていたら生きていけるのか!」
という声が上がると思います。
私もその通りだと思います。
それならば、少食にすれば食品添加物の摂取量を抑えられるという考えに至れば、過剰に気にする事は少なくなりますよね。
免疫力の向上、疲労回復
サロンを開いている友人は、もともと病気の改善、体質改善を目的にファスティングをしているため、少食は免疫力の向上、体質の改善効果は抜群です。
人間は、もともと自然免疫機能があり、腸で作られる腸内細菌がその役割を果たしています。
そのため、食べ過ぎによって内臓や消化器官が疲れてしまうと、免疫力が落ちてしまい、病気にかかりやすくなります。
そこで内臓や消化器官を休ませる事で、免疫力の向上に繋がり、疲労回復にも効果があります。
頭が冴える
食べ過ぎると眠くなる経験は誰もがありますよね。
私は、平日仕事をしているときは、バナナ1本くらいしか食べません。
前までは、がっつり昼食を食べていたのですが、昼から眠たいし、お腹いっぱいで動けないで、体も頭もだるい感じのまま仕事をしていました。
当然、仕事のスピードや正確性に欠けて、仕事の能率が悪かったです。そのため、このブログを作成している時も、食事を取る事はほとんどありません。
それと、少食である分だけ、消化に使われるエネルギーが少なくてすむため、頭の方に十分に栄養がいきわたるため、頭が冴えると言われています。
昨日も、サロンでお話を聞いたのですが、1日3食食べると、消化に必要なエネルギーはフルマラソン1本分と変わらないとの事です。
フルマラソンをやっている身として相当衝撃を受けました。
少食のデメリットとは
ここまでの話を聞くと、少食の方が圧倒的に良いように感じますが、少食にもデメリットはあります。
ストレスがたまる
少食生活に慣れている人は何ともないですが、食べる事が趣味の人、食べる事だけが人生の楽しみと言う人にとってはストレスがたまると思います。
少食で健康になろうと思っていても、普段食べる人が少食にすることで、ストレスが溜まってイライラすると本末転倒ですし、我慢できなくなった時に、食欲に歯止めが利かなくなる可能性があります。
近年のテレビはグルメ関係が非常に多く、おいしい食べ物もたくさんありますから、余計つらいと思います。
栄養不足
いくら、近年栄養過多と言われていても、何の知識もない人がいきなり少食をしてしまうと、間違いなく栄養不足になります。
そもそも最近の食事は、カロリーが高いだけで栄養が無いとも言われております。
少食は我慢するのではなく、必要な栄養を補いつつ、食べる量を減らす事にあります。
また、痩せすぎている人は、少食よりも栄養を補うためにも、むしろ食べる事を重視する必要があります。
最後に
私は普段マラソンをしているため、食事に関しては多少多めに食べますが、食事量は、自分の体調や環境で大きく変わると思います。
つまり、人によっては1日3食しっかり食べないといけない人はいますし、1日1~2食で十分な人もいます。
それでも、現代人は食べ物を過剰摂取している傾向にありますし、生活習慣病の原因のほとんどは過食にあるような気がします。
そのため、いきなり1日1食!みたいな考えではなく、少しだけ食事量を減らしてみるだけでも、長い目で見ると良いように感じます。
現在 2型糖尿で、食事制限を実行中です、これまでいかに
欲で食べていたのかと反省しつつです。
摂取量も 以前の 65~70%に 減らしてます。
治癒も 数値に表れ、体も軽く、体力も程よく、次の食事前には
しっかり 腹が減り 食事が 楽しくなり 租借も しっかりと、、です。
様々な 考えあるでしょうが、少なくとも 現代人の飽食には
考え直す 必要あると体感し 貴記事に 頷いてます。
じゅんさん
ブログをご覧いただきありがとうございます。
僕はマラソンをやっているので、運動しているときは多めに食べてしまいますが、あまり動かない時は量を減らすことで、
食事量をコントロールしています。
もちろん、食は楽しみや生活の充実をはかるうえでも、多少の贅沢はありとは思いますが、食事量や栄養バランスにも
気をつけながら食生活を楽しんでいきたいですね。