マラソン

北九州マラソン2021のエントリーと抽選倍率は?前回は2.73倍

北九州マラソンは、2014年に北九州市制50年を記念とした大会として開催されました。

当初は一度きりの開催を予定していましたが、好評につき2015年以降も毎年開催され、今回で8回目を迎えます。

今では、福岡県で開催される市民マラソンのうち、福岡マラソンに次ぐ規模となりました。

この記事では、北九州マラソン2021に出場を考えているランナー向けに、北九州マラソンの過去のエントリー状況を中心にお話していきます。

北九州マラソンのエントリーの実態とは?

北九州マラソンは定員10000人でスタートしましたが、2018年大会からは11000人です。

エントリー開始は、毎年8月上旬からで、応募する枠によってインターネット(RUNNET)、専用振替用紙、電話での申し込み方法があります。

抽選対象枠の場合、抽選発表は毎年10月上旬になります。(2020年大会は10月4日発表)

フルマラソンの部

スピードランナー枠

スピードランナー枠とは、、日々の記録向上を目指して頑張っているランナーを応援するため、男性女性問わず、3時間30分以内にフルマラソンを完走した事があるランナーは全員応募する事が出来ます。

この枠は、他のフルマラソン大会でも多くみられるようになった枠ですが、北九州マラソンの良いところは、ネットタイムでも設定タイムをクリアしていれば、応募することが出来るため、これはかなり嬉しい事だと思います。

さらに、この枠で当選したランナーは、大会当日一番前からスタートする事が出来ます。

記録を狙うランナーばかりが集まるため、スタート直後の渋滞は最小限に抑えられますし、記録を狙うランナーはより快適にスタート出来るので、メリットは大きいです。

ただし、過去2年間のタイムに限るため、今年は2016年1月からの記録になると予想されます。

前回は定員1000名に対して定員超えをしたため抽選になりましたが、もし定員割れが生じた場合、申し込みしたランナーのうち、過去の北九州マラソンのタイムが設定タイムを超えていた場合は、自動で抽選されます。

申し込みは、インターネット(RUNNET)のみで、申し込み時に記録を証明出来る完走証、記録証のコピーを一緒に送る必要があります。今回も同様な流れが予想されます。

大会エントリー期間定員申し込み人数倍率備考
20178月5日(金)~8月24日(金)500人1361人2.72倍2014年1月からの記録。落選者は一般枠抽選に回る
2018 8月4日(金)~8月23日(水) 1000人 1242人1.24倍2015年1月からの記録。落選者は一般枠抽選に回る
20198月3日(金)~8月22日(水)1000人1240人1.24倍2016年1月からの記録。落選者は一般枠抽選に回る
20208月2日(金)~8月21日(水)1000人1087人1.09倍2017年1月からの記録。落選者は一般枠抽選に回る

北九州市民枠

北九州市民枠は、北九州市在住であれば、自動的にこの枠の対象者になります。

この枠は個人エントリー以外にも、グループでの申し込みも可能ですが、グループ全員が北九州市に住所がある必要があります。

北九州市民枠は一般枠に先立って抽選がおこなわれ、落選した場合、一般枠での再抽選となります。

過去大会の北九州市民枠での応募状況は以下の通りです。

大会エントリー期間定員対象者倍率
20167月31日(金)~9月4日(金)2000人6054人3.0倍
20178月5日(金)~9月7日(水)2000人6696人3.35倍
2018 8月4日(金)~9月6日(水)2000人 6332人 3.17倍
20198月3日(金)~9月7日(金)2000人
20208月2日(金)~9月6日(金)2200人

2019年、2020年大会は対象者の人数が不明。

連続落選者枠

2019年大会より新設された枠で、過去2年間連続してエントリーしたものの、落選してしまったランナーが対象になります。

北九州マラソン2020のエントリーの場合、2018年大会と2019年大会にエントリーして落選したランナーになります。

定員は200名で、過去のエントリー状況をみても、定員を超えたという情報はありませんでした。

シード枠

前回大会で男子総合100位・女子総合200位、または年代別の男女各5位までのランナーであれば、次回大会の出場権が得られます。

リタイア枠

2019年大会より新設された枠で、前回大会に出場したけど、途中棄権をしてしまったランナー向けに、抽選になりますが出場枠が与えられます。

定員は50名です。

スポーツ振興ランナー(ふるさと納税)枠

北九州市外に住所を有しているランナーが対象で、「北九州マラソン スポーツ振興募金」の趣旨に賛同し、3万円以上の寄付をすると、スポーツ振興ランナー枠で大会に出場出来ます。

なお、この枠は先着順になります。

過去の応募状況は以下の通りです。

大会エントリー期間定員応募状況
20188月4日(金)~11月14日(火)285人10月6日締切。
20198月3日(金)~11月14日(水)285人9月8日締切。
20208月2日(金)~11月12日(火)285人10月15日締切。

ペアランのスポーツ振興枠は、エントリー期間中に締め切られますが、エントリー開始から1か月以上は定員に満たないので、比較的余裕をもって申し込むことが出来ます。

それでも、毎回締切日が異なるので、希望者は早めにエントリーしておくといいでしょう。

一般の枠

一般枠は、フルマラソンのエントリーにおいて、北九州市民枠、スピードランナー枠といった特別枠以外の応募になります。

抽選日は毎年10月上旬になります。(2020年大会は10月4日発表)

過去の一般枠の倍率をみると、

大会エントリー期間定員申し込み人数倍率備考
20167月31日(金)~9月4日(金)8000人19570人2.5倍申し込み人数に市民枠落選者を含む
20178月5日(金)~9月7日(水)8000人18599人2.32倍申し込み人数に市民枠・スピードランナー枠落選者を含む
20188月4日(金)~9月6日(水) 7725人18264人2.36倍 申し込み人数に市民枠・スピードランナー枠落選者を含む
20198月3日(金)~9月7日(金)8125人19166人2.36倍
20208月2日(金)~9月6日(金)7165人19528人2.73倍

※倍率の計算方法は以下の通りです。

定員=フルマラソン定員-優先枠(市民枠・スピードランナー枠・連続落選者枠・海外ランナー枠・スポーツ振興枠・チャレンジ枠・リタイア枠)の定員

申し込み人数=総フルマラソン応募人数-落選者(スピードランナー枠・市民枠)-優先枠定員(連続落選者枠・海外ランナー枠・スポーツ振興枠・チャレンジ枠・リタイア枠)

倍率=申し込み人数/定員

シード枠に関しては、対象人数と申し込み人数が正確に分からず、計算からは除外しております。

1万人規模のフルマラソン大会の中では、比較的倍率は低いという印象を受けます。

そのため、都市型マラソンを走ってみたいランナーにとって、穴場の大会と言えます。

ペアリレーマラソン

ペアリレーマラソンとは、フルマラソンのコースをペアでたすきをつないで完走する種目になります。

このペアリレーマラソンは、京都マラソンでもおこなわれています。

京都マラソンは前半と後半で距離に大きな違い(前半長めで後半は短め)がありますが、北九州マラソンは1区が20.2km、2区が22.0kmであるため、前半も後半も大きく距離は変わらりません。

ペアリレーマラソンの応募は一般枠とスポーツ振興ランナー枠の2つあります。

抽選日は毎年10月上旬になります。(2020年大会は10月4日発表)

一般枠

大会エントリー期間定員申し込み人数倍率
20167月31日(金)~9月4日(金)100組200人343組686人3.43倍
20178月5日(金)~9月7日(水)150組300人375組750人2.50倍
20188月4日(金)~9月6日(水)135組270人 421組842人 3.11倍
20198月3日(金)~9月7日(金)135組270人463組926人3.43倍
20208月2日(金)~9月6日(金)135組270人474組948人3.51倍

毎年応募者数は増えているため、今回も申し込む人数は増えると予測しております。

3倍近くあるため、ハードルは高いです。

スポーツ振興ランナー(ふるさと納税)枠

フルマラソンの部のスポーツ振興ランナー枠と同様に、北九州市外に住所を有しているランナーが対象で、「北九州マラソン スポーツ振興募金」の趣旨に賛同し、3万円以上の寄付をすると、スポーツ振興ランナー枠で大会に出場出来ます。

なお、この枠も先着順になります。

過去の応募状況は以下の通りです。

大会エントリー期間定員募集状況
20188月4日(金)~11月14日(火)15組30人10月6日締切。
20198月3日(金)~11月14日(水)15組30人9月11日締切。
20208月2日(金)~11月12日(火)15組30人10月28日締切。

ペアランのスポーツ振興枠は、エントリー期間中に締め切られますが、エントリー開始から1か月以上は定員に満たないので、比較的余裕をもって申し込むことが出来ます。

それでも、毎回締切日が異なるので、希望者は早めにエントリーしておくといいでしょう。

ファンラン(3km,5km)

北九州マラソンのファンランの大きな特徴として、ファンランの種目別で抽選をするのではなく一括りで募集をかけ、大会当日に3kmと5kmのどちらを走るか決める事が出来ます。

過去の応募状況を見ますと、

大会エントリー期間定員申し込み人数倍率
20167月31日(金)~9月4日(金)1000人1773人1.77倍
20178月5日(金)~9月7日(水)1000人1779人1.78倍
20188月4日(金)~9月6日(水) 1000人1760人 1.76倍
20198月3日(金)~9月7日(金)1000人1601人1.60倍
20208月2日(金)~9月6日(金)1000人1814人1.81倍
倍率は1.8倍近くで落ち着いているため、もしファンランにエントリーしたい方は、思いのほか抽選に通る可能性が高いと思われます。

参加費

2020年大会の参加費は以下の通りでした。

参加費
フルマラソン(42.195km)12100円
ペアリレー1組21700円
ファンラン(3,5km)高校生以上 3600円 小中学生1200円
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POSTED COMMENT

  1. はじめまして!九州在住のじーおっぺと申します。

    大阪マラソン2017に出場する予定の者です。
    貴サイトの攻略法が大変ためになりました。
    今後ともおじゃまさせてもらえばと思っています。

    なお当方も駄ブログ開いております。
    北九州マラソンや神戸マラソンの日記もあります。
    「せからしか我が家」
    →http://sekarashika.blog.jp/

    • アバター kazuyama より:

      じーおっぺさん。

      この度はスポッツライトをご覧いただきありがとうございます。
      私も大阪マラソン2017に出場しますので、もし何か分からない事があれば、
      いつでもコメントしてください。

      また、じーおっぺさんのブログにもおじゃまさせていただきます。

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