金沢マラソンは、北陸新幹線開業に伴う記念大会として2015年11月15日に第1回大会がスタートして、今年の金沢マラソン2020は10月25日(日)に開催されます。
金沢マラソンの最大の魅力は、金沢市内を「中心市街地」「歴史的景観」「新動脈:山側幹線」「学生のまち文教」「旧街道まちなみ」「白山連峰を望む田園」「駅西新都心」の7つのゾーンを巡るコースとなっており、金沢を満喫する事が出来ます。
また、金沢は食べ物が美味しく、マラソン前後に新鮮な魚介を中心にグルメを堪能するのも楽しみのひとつです。
この記事では、金沢マラソン2020の参加を希望しているランナー向けに、過去のエントリー状況を踏まえてお話していきます。
金沢マラソン2020のエントリーの実態とは?
北陸在住のランナーにとって、金沢マラソンにエントリーする際に、ひとつ大きな問題があるとすると、富山マラソンと同日開催ではないでしょうか?
しかも、エントリーは金沢マラソンは抽選で、富山マラソンは先着であるため、北陸在住のランナーは、どちらの大会に出ようかかなり迷うことが多かったと思います。
しかし、今年は開催日が金沢マラソンの方が1週間早く開催されるため、もしかしたらエントリー状況に変化がでるかもしれません。
エントリー開始時間になりますと、金沢マラソン公式ホームページから申し込む事が出来ます。順番に必要事項を記載すれば問題ありませんので、特別難しい事はありません。
新型コロナウイルスの影響で、当初の予定より応募期間が1ヶ月先延ばしになりました。
開催日時の変更は今のところありませんが、今後さらに応募期間が変わる可能性があります。
金沢マラソンは、募集延期が決定😢
ただ、先着順ではないから、中止の可能性を示しつつ、普通に募集をかけても良いと思った。
けど、ランナーのホテルの予約もそうだし、大会運営にも影響があるから、この判断は仕方ないかも。 https://t.co/39zC4Gx6vo
— kazuyama@副業ブロガー (@kazuyama_runner) April 6, 2020
一般枠(抽選)
一般枠の応募は、インターネット(RUNNET)と専用振替用紙の2つあり、個人エントリーとペアエントリーがあります。
インターネットと専用振替用紙では応募締切日が違うため注意が必要です。
インターネット(RUNNET)
5月8日(金)10時~6月15日(月)17時まで
専用振替用紙
5月8日(金)~6月1日(月)
専用振替用紙は、金沢マラソンエントリーセンターへ請求する必要がありますが、請求出来る日は専用振替用紙でのエントリー締切の約2週間前までなので、注意が必要です。
金沢マラソン2019の定員は9300人でした。
石川県民枠(抽選)
石川県の住所で申し込みをすれば、自動的にこの枠での応募になります。定員は1000人です。
エントリー期間は、一般枠と同じです。
落選した場合は、一般枠で再抽選されるので、石川県民は自動的にダブル抽選となります。
連続落選者枠(抽選)
金沢マラソン2018から新設される連続落選者枠で、過去3大会に個人エントリーしてすべて落選した方が対象です。
金沢マラソン2020では、金沢マラソン2017~2019に連続して落選したランナーが対象になります。
定員は前回大会より100人多い300人です。
注意点として、インターネット(RUNNET)にしても専用振替用紙にしてもエントリー時に連続落選者枠でエントリーしないと有効になりません。(大阪マラソンや神戸マラソンみたいに自動的に抽選されません。)
しかし、落選しても一般枠で再抽選されるので、連続落選者枠は自動的にダブル抽選となります。
出場権付きツアー参加者枠(先着順)
金沢マラソンにツアーで参加する方法もあります。ただし、ツアーで参加される方は一般枠での申し込みが出来ませんのでご注意ください。
ツアー申込期間は3月2日(月)~5月18日(月)で、定員は400人です。
障害者枠(応募者全員)
専用振込用紙からの募集になります。
ただし、身体障害者手帳などの提出が必要になります。定員はありません。
エリートランナー枠(応募者全員)
グロスタイム(スタート時間からのタイム)が男子は2時間30分、女子は3時間以内であれば、5月20日までに申し込めば、必ず出場することが出来ます。
さらに、大会当日は一番前のブロックからのスタートとなるので、かなり優遇されております。
他の大会でもエリートランナー枠はありますが、金沢マラソンのエリートランナー枠はかなり厳しめに設定されており、大半のランナーは対象外になります。
国外在住ランナー枠(先着順)
専用振込用紙からの募集になります
ただし、国外在住の証明が必要になります。定員は1000人です。
ふるさと納税ランナー枠(先着)
金沢マラソン2019から新設された枠で、石川県外在住者が対象になります。
定員は先着700人で、金沢市に50000円の寄附をすることが条件になります。
応募期間は、5月8日(金)~7月17日(金)と、他の枠に比べて応募期間は長いです。
ふるさと納税ランナー枠初年度は、応募期間内に定員に達しなかったため、7月8日(月)~7月21日(日)の期間で二次募集をかけました。
応募期間内ずっと募集をかけていたので、定員に達したかは分かりませんが、落選したランナーもふるさと納税ランナーとして出場できる可能性は高いので、どうしても参加したいランナーはこの枠での応募もありかと思います。
大会 | 定員 | 応募状況 |
第5回(2019) | 700 | 二次募集をかけ、応募期間内ずっと募集。 |
チャリティランナー枠(先着)
金沢マラソン2019から新設された枠で、石川県在住者が対象になります。
定員は先着300人で、金沢市に50000円の寄附をすることが条件になります。
ふるさと納税ランナー枠と同様に、応募期間は、4月3日(金)~7月3日(金)と、他の枠に比べて応募期間は長いです。
今回の応募は、応募期間の約2週間前に締め切られ、抽選結果発表日に受付が終了しました。
つまり、抽選で落選後にふるさと納税枠での応募は厳しいと思います。
大会 | 定員 | 応募状況 |
第5回(2019) | 300 | 2019年4月6日応募開始6月12日締切。 |
金沢マラソンの抽選倍率は?
過去の倍率は以下の通りです。
大会 | 倍率 | 応募人数 | 定員 | 備考 |
第1回(2015) | 2.9 | 30578 | 12000 | 優先出場枠1460人を定員から引いて倍率算出 |
第2回(2016) | 2.30 | 27184 | 13000 | 優先出場枠1204人を定員から引いて倍率算出 |
第3回(2017) | 2.45 | 29757 | 13000 | 優先出場枠1440人を定員から引いて倍率算出 |
第4回(2018) | 2.93 | 32297 | 12000 | 優先出場枠1502人を定員から引いて倍率算出 |
第5回(2019) | 3.05 | 33995 | 13000 | 優先出場枠1999人を定員から引いて倍率算出 |
金沢マラソン2019では抽選倍率が初めて3倍を超えるなど、毎回応募人数が増えております。
そのため、金沢マラソン2020も3.0倍を超える応募が予想されます。
参加費
金沢マラソンの参加費は例年どおり10000円です。
ただし、インターネット(RUNNET)で申し込みをした場合と、専用振替用紙で申し込みした場合では最終的に支払う金額が変わります。
インターネットの場合は、クレジット決済やコンビニ決済により515円の手数料がとられます。
専用振替用紙の場合は、申し込み時に事務手数料800円、当選時の支払い時に事務手数料800円とられます。
また、申し込み時にニックネームナンバーカード付きを選択すると、ニックネームナンバーカード代500円と決済手数料が540円とられます。
つまり、最終的に以下の額を支払う必要があります。
エントリー方法 | 参加費 | 手数料 | 支払い額 |
インターネット(RUNNET) | 10000円 | クレジット決済orコンビニ決済(515円) | 10515円 |
インターネット(RUNNET) ニックネームナンバーカード申し込み | 10000円 | クレジット決済orコンビニ決済(540円)ニックネームナンバーカード(500円) | 11040円 |
専用振替用紙 | 10000円 | 申し込み事務費800円、入金手数料800円 | 11600円 |
抽選結果発表日
第5回大会(2019)は、6月12日に結果が通達され、6月25日までに参加料入金締切でした。
例年、当選者は2週間以内にエントリー料を入金する必要があります。
抽選結果に当選された方で、前泊が必要な場合は、当選直後すぐにホテルの予約を入れるようにしましょう。