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奈良マラソン2018のエントリー、コース攻略法を徹底解説

      2018/12/02

 

奈良マラソンは、毎年12月第2日曜日に開催される大会で、とにかく坂道が多く、岐阜県の「揖斐川マラソン」に匹敵するくらいの難易度を誇るマラソン大会です。

しかし、これだけの難関コースですが、関西屈指の人気大会で、大阪マラソンや神戸マラソンにも負けてはいません。

詳細は後ほどお話しますが、とにかくエントリー合戦がかなり厳しく、スタート位置に立つのが一番の難関とも言われています。

この記事では、奈良マラソン2018のエントリー情報、コース攻略法などを中心にお話していきます。

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奈良マラソンのエントリーの実態とは?

奈良マラソンはとにかくエントリー合戦が厳しく、関西ランナーを中心に出場権をかけた争いが始まります。

エントリー方法は先着順でRUNNETからのエントリーと抽選で専用用紙からの申し込みの2つあります。

しかし、奈良マラソン出場をかけて、とくに関西ランナーは頭を悩ます問題が発生します。

毎年、奈良マラソン(6月)のエントリーは、大阪マラソン(4月)や神戸マラソン(5月)よりも遅いです。

大阪マラソンの抽選結果は、奈良マラソンのエントリーより前に発表されるため問題ないですが、神戸マラソンの抽選結果は、奈良マラソンのエントリー後に発表されるため、神戸マラソンの保険として奈良マラソンを応募して、両方出場権を得ても、開催日が近い(中3週間)ため、判断が難しくなります。

私も、過去に一度だけ3週間で2回フルマラソンを走りましたが、終わったあとの疲労感、体調不良は凄まじかったので、奈良、大阪、神戸はなかなか出られない大会ですが、無理して出場して体を壊しては元も子もないので、冷静な判断をした方が賢明です。

フルマラソンの部

奈良マラソン2018の応募人数は12000人で例年通りです。

県民枠(先着順)

奈良県民のみが応募出来る枠で一般枠に先行で募集が始まります。県民枠も毎年かなり早い時間で締切となりますが、奈良県民は一般枠と合わせて2回エントリー合戦に参加する事が出来ます。

大会 定員 募集開始日 応募状況
第6回(2015) 2000 6/17(水) 20時募集開始 7分で締切
第7回(2016) 2000 6/8(水) 20時募集開始 7分で締切
第8回(2017) 2000 6/7(水) 20時募集開始  8分で締切
第9回(2018) 2000 6/6(水) 20時募集開始  7分で締切
一般枠(先着順)

奈良県枠から1週間後に一般枠の募集がありますが、一般枠も超激戦で締切時間がかなり早いです。

僕は、前回の第8回(2017)大会に一般枠で出場する事が出来ましたが、事前の準備をしっかりしていたおかげで、この激戦を勝ち抜きました。

その方法については、以下の記事を参照ください。

マラソンのエントリー合戦に勝つコツとは?

大会 定員 募集開始日 応募状況
第6回(2015) 9000 6/24(水) 20時募集開始 23分で締切
第7回(2016) 9000 6/15(水) 20時募集開始 33分で締切
第8回(2017) 9000 6/14(水) 20時募集開始 36分で締切
第9回(2018) 9000 6/13(水) 20時募集開始  29分で締切

一般枠(抽選)

奈良県民枠も一般枠(先着順)も応募出来なかったからと言って肩を落とすのはまだ早いです。奈良マラソンは専用用紙で郵送して申し込む事が出来ます。

専用用紙での申し込みの場合、定員を超えた場合は抽選になりますが、毎年抽選を行っております。

インターネットからの応募は、どうしても回線がパンクして繋がる事さえ出来ない状態が続いてしまいますので、抽選の方が走れる確率が高いような気もします。

大会 募集期間 定員 応募人数 倍率
第6回(2015) 6/30(火)~7/6(火) 1000 4297 4.30
第7回(2016) 6/15(水)~6/29(水) 1000 3557 3.56
第8回(2017) 6/14(水)~6/28(水) 1000  3024  3.02
第9回(2018) 6/13(水)~6/27(水)  1000  2630  2.63

抽選結果は、8月上旬から郵送で抽選結果で発送されます。(2015年は8月10日~、2016年は8月5日~でした)

倍率だけで考えますと、大阪マラソンや神戸マラソンの当選倍率とほとんど変わらないため、奈良マラソンも大阪マラソンや神戸マラソンと同じような考え方を持つのが精神を保つうえでも、良いと思います。

10kmの部

フルマラソンは県民枠がありましたが、10kmの部は県民枠は無くて、「一般枠(先着)」と「一般枠(抽選)」のみとなります。

一般枠(先着順)

フルマラソン同様にかなりの激戦です。10kmでここまで激戦もなかなかありません。

大会 定員 募集開始日 応募状況
第6回(2015) 3500 6/24(水) 20時募集開始 51分で締切
第7回(2016) 3500 6/15(水) 20時募集開始 当日締切
第8回(2017) 3500 6/14(水) 20時募集開始  当日締切
第9回(2018) 3500 6/13(水) 20時募集開始  当日締切

一般枠(抽選)

フルマラソン同様に専用用紙で郵送して申し込む事が出来ます。

専用用紙での申し込みの場合、定員を超えた場合は抽選になりますが、毎年抽選を行っております。

大会 募集期間 定員 応募人数 倍率
第6回(2015) 6/30(火)~7/6(火) 500 1086 2.17
第7回(2016) 6/15(水)~6/29(水) 500 1109 2.22
第8回(2017) 6/14(水)~6/28(水) 500  1023  2.05
第9回(2018)  6/13(水)~6/27(水) 500  1069  2.14

抽選結果は、8月上旬から郵送で抽選結果で発送されます。(2015年は8月10日~、2016年は8月5日~でした)

3kmジョギング

3kmジョギングはフルマラソンと10kmの前日におこなわれます。

一般枠(先着順)

フルマラソンや10kmほどの激戦ではありませんが、募集翌日には応募締切になるためかなり早いです。

大会 定員 募集開始日 応募状況
第6回(2015) 1200 6/24(水) 20時募集開始 翌日締切
第7回(2016) 1200 6/15(水) 20時募集開始 翌日締切
第8回(2017) 1200 6/14(水) 20時募集開始 翌日締切
第9回(2018) 1200 6/13(水) 20時募集開始 翌日締切

一般枠(抽選)

フルマラソン同様に専用用紙で郵送して申し込む事が出来ます。

専用用紙での申し込みの場合、定員を超えた場合は抽選になりますが、3kmジョギングに関しては定員を超える事は今のところないようです。

大会 募集期間 定員 応募人数 倍率
第6回(2015) 6/30(火)~7/6(火) 300 105 0.35
第7回(2016) 6/15(水)~6/29(水) 300 157 0.52
第8回(2017) 6/14(水)~6/28(水) 300 130  0.43
第9回(2018) 6/13(水)~6/27(水)  300  162  0.54

参加費

過去3回大会(2015年、2016年、2017年)と同様のです。

部門 参加費
フルマラソンの部 8200円
10kmの部 4100円(高校生は2600円)
3kmジョギングの部 1500円

奈良マラソン以外の大会エントリー情報について

近年のマラソン熱は凄まじく、全国各地で都市型マラソンを含め、多くのフルマラソン大会が開催されます。

そのため、多くのランナーがこぞってエントリーするので、特に人気の大会はエントリー時期、応募方法、エントリー状況、抽選結果発表、入金締切日をきちんと把握しておかないと、いくらマラソンの練習しても応募の段階で出場出来ないという事態になります。

最近のマラソンエントリーの傾向から、ひとつの大会に絞るのではなく、本命の大会を複数考えておいて、それぞれのエントリー情報をきちんと把握して、後はエントリー状況に委ねる形をとるのが良いです。

以下の記事で、全国の主なフルマラソン大会のエントリー情報について記載しているので、是非参考にしてください。

2019年度フルマラソン日程とエントリー開始と締切の一覧[一般枠]

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奈良マラソンのデータ

気象状況

奈良マラソンは、会場が内陸部に位置しているのと12月開催されるので、朝はかなり冷え込みます。

しかも、9時スタートであるため、とにかくコンディションをしっかり整えておく必要があります。

寒いとどうしてもトイレが近くなりますが、スタート前の水分補給、補給食はしっかりおこない、スタート後、最初のトイレに行けばいいくらいの気持ちでゆとりをもつ事が大事です。

過去の気象状況は以下の通りです。

天気 7時(会場入り時間帯) 9時(スタート直後) 12時 15時
奈良マラソン2017 3.2℃ 6.3℃ 8.7℃ 12.0℃
奈良マラソン2016 2.7℃ 4.4℃ 8.0℃ 9.0℃
奈良マラソン2015 6.7℃ 9.2℃ 14.9℃ 15.0℃
奈良マラソン2014 1.3℃ 2.7℃ 4.6℃ 5.3℃
奈良マラソン2013 4.8℃ 6.8℃ 10.1℃ 9.4℃

中間タイム(平均タイム)

マラソン情報雑誌ランナーズにて毎年7月号(5月下旬発売)にて、全日本マラソンランキングが発表されています。

全日本マラソンランキングでは、各大会ごとに中間タイム(完走ランナーの中で中間順位のランナーのタイム)が記載されており、奈良マラソンのタイムの実態は以下の通りです。

奈良マラソン2013は完走ランナーの平均タイムとなっております。

男性ランナー 女性ランナー 全ランナー
奈良マラソン2017  4:31:33  4:50:25  4:36:11
奈良マラソン2016 4:28:08 4:49:17 4:33:18
奈良マラソン2015 4:31:04 4:51:44 4:36:46
奈良マラソン2014 4:25:41 4:49:26 4:30:23
奈良マラソン2013 4:28:10 4:49:58 4:32:12

奈良マラソンのコースは難易度が高く、正直なところタイムにはあまり期待が出来ません。

それでも、奈良マラソンに出場したランナーの平均タイムは、市民ランナーのフルマラソン平均タイムよりは良いので、ランナーのレベルはやや高いように感じます。

フルマラソンの平均タイムについてもう少し詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

・2017年度全日本マラソンランキング発表。平均タイムは4時間36分57秒前後。

フルマラソン完走率

出走者 完走者 完走率
奈良マラソン2017 11964 11032 92.2%
奈良マラソン2016 11928 11137 93.4%

過去の奈良マラソン完走率は想像以上に高い印象を受けます。

しかし、大阪マラソンや神戸マラソンに比べると完走率が悪いので、それだけ難しいコースと言えます。

奈良マラソンのコース攻略法

コースマップ、高低差図


奈良マラソンは、ならでんフィールド(鴻ノ池陸上競技場)をスタートし、平城宮跡、奈良公園(東大寺前)を通過した後は、南下して天理市に向かい、そこを折り返し再びならでんフィールドに戻るコースとなっています。

奈良マラソンのコースのみどころは東大寺と天理教協会本部になりますが、途中の白川大橋は奈良マラソン最大の難所と言われるぐらいきついアップダウンが待ち構えております。

それでは、各ポイントごとに解説していきます。

スタート直後

スタート直後から下り坂になるため、スピードの出し過ぎと他のランナーとの接触に十分気を付ける必要があります。

下り坂が終わり市街地に入るとしばらくはフラット基調のままレースが進みます。

奈良公園(8km~10km)

©allsports.jp

5kmの折り返し地点通過後は、奈良公園に向かいます。

8km過ぎたあたりから上り基調となり、コース右手に鹿が見えるようになります。

奈良公園内は、10kmの部と時間帯がかぶるのと道幅が狭いので、正直かなり走りにくく、少しイライラしながら走っていました。

写真は手前はフルマラソンのランナーで、奥は10kmランナーでした。

奈良公園を通過したあたりから、徐々に自分のペースで走る事が出来ると思うので、10km過ぎまではとにかく飛ばさない事がポイントです。

奈良公園通過後は、しばらく下り基調でレースが進みます。

15km~22km(白川ダム、白川大橋),28km~32km(白川大橋復路)

15km過ぎから長い上り坂が続き、その後は18kmから22kmまで白川大橋を通過しながら長い下り坂になります。

復路(28km~32km)でも同じコースを通るので、往路でしっかりとコースの傾斜などをしっかり体に覚えさせ、復路の戦略を考えるようにしましょう。

僕は15km過ぎからの上り坂よりも白川大橋の上りがきつかったですが、前半は相当抑えて走ったので、タイムはほとんど落ちませんでした。

23km~28km(天理市)

©allsports.jp

天理市に入り、久しぶりに市街地を走るので気持ちが少し楽になります。

この区間は比較的フラット基調ですが、天理市から再び奈良市に戻る時はアップダウン地獄が始まるので、ここで気持ちを整えましょう。

しかし、天理教協会前の道路は道幅はかなり狭いので、状況によってはかなり走りにくいと思います。

33km~ゴール

33km以降は往路と違うコースを走りますが、往路は緩やかな下り基調でもし復路で走る場合はゆるやかな上りになるのですが、33km以降は細かいアップダウンが多く、ランナーを相当苦しめます。

38kmあたりに奈良公園を再び走るが、10kmランナーがいない分道幅は気にはならないです。(道幅を気にするどころではないと思います・・・)

そして、最後のならでんフィールドに向かう最後の上り坂。

最後の最後までランナーを苦しめますが、この上り坂を超えたらゴールなので、最後の踏ん張りどころになります。

全体を通じて

奈良マラソンは同じコースを走る区間が長いので、前半走ったコースはそのまま後半のコースということになることを意識するだけでも、前半から飛ばす事がどれだけ後半に悪影響を与えるか分かると思います。

下りの後は上り、上りの後は下り、走り方の切り替えも大事ですが、とにかくメンタル面でもしっかり切り替えられるかが奈良マラソン攻略の大きなカギを握っていると思います。

収容関門時間

奈良マラソンの収容関門はゴールを含めて全部で10箇所あります。

NO. 場所 スタートからの距離 スタートからの制限時間 次の関門までの距離 次の関門までの制限時間 次の関門までに走るべきの1kmペース配分
スタート 5.4km 1時間00分 11分06秒/km
1 朱雀門前 5.4km 1時間00分 5.2km 44分 8分18秒/km
2 奈良交通高畑操車場前 10.6km 1時間44分 5.1km 41分 8分02秒/km
3 窪之庄町南交差点東側 15.7km 2時間25分 4.3km 31分 7分12秒/km
4 白川大橋北側三又路 20.0km 2時間56分 5.8km 48分 8分16秒/km
5 和楽橋北詰 25.8km 3時間44分 4.7km 38分 8分05秒/km
6 白川中央通路南門 30.5km 4時間22分 3.9km 32分 8分12秒/km
7 山村町バス停東 34.4km 4時間54分 3.6km 31分 8分36秒/km
8 奈良交通高畑操車場前 38.0km 5時間25分 1.6km 12分 7分30秒/km
9 登大路自動車駐車場前 39.6km 5時間37分 2.595km 23分 8分51秒/km
ゴール ならでんフィールド 42.195km 6時間00分

奈良マラソンは1km8分を切るペースで走り続けないと、収容関門にひっかかる可能性が高いです。

後半にアップダウンが多いので前半飛ばしてしまいがちですが、前半飛ばすことで後半脚にきて、その状態で後半に挑むと急激なペースダウンを引き起こすため、前半は落ち着いていつも走るペースより遅く入る事を強くお勧めします。

最後に

奈良マラソンは、同じ関西で開催される大阪マラソンや神戸マラソンより難易度が高く、先着順によるエントリー合戦による競争も激しいので、なんとなく避けていましたが、いざ走ってみると、奈良公園や天理教など奈良の雰囲気を十分味わえたので良かったと思います。

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