下関海響マラソンは、毎年11月上旬に開催される本州最西端のマラソン大会で、瀬戸内海と日本海の二つの海を眺めながら走るコースが人気です。
さらに人工島や関門海峡大橋、関門海峡から九州を眺める事が出来るなど、まさに海の景観が素晴らしいコースとなっています。
この記事では、11月1日(日)に開催される下関海響マラソン2020に、出場を考えているランナー向けに、エントリー情報と過去大会の傾向についてお話していきます。
下関海響マラソンのエントリーの実態とは?
エントリー開始時間になりますと、インターネットでは、RUNNETから申し込みをする事が出来ます。
下関海響マラソンは先着順でかなりの人気大会であるため、毎年エントリー合戦はかなり厳しいものになっています。
しかし、定員の1割は専用払込用紙からの応募となり、こちらは抽選になるため、エントリー合戦に敗れたからといって諦めるのは早いです。
下関海響マラソン2020の募集要項の発表はまだありませんので、過去大会のエントリーの実態についてお話していきます。(詳細が分かり次第、更新します)
フルマラソンの部
Web申し込み(先着順)
エントリー期間は、5月20日(水)~5月26日(火)で、過去大会の応募状況を見て分かるように、ほぼ1時間以内に締め切られます。
大会 | 定員 | 応募状況 |
第7回(2014) | 9000 | 応募開始から2時間12分で締切 |
第8回(2015) | 9000 | 応募開始から78分で締切 |
第9回(2016) | 9000 | 応募開始から56分で締切 |
第10回(2017) | 9000 | 応募開始から46分で締切 |
第11回(2018) | 9000 | 応募開始から84分で締切 |
第12回(2019) | 9000 | 応募開始から52分で締切 |
そのため、毎年エントリー合戦を制する必要があります。
確実ではありませんが、少しでもエントリー合戦を制する可能性を上げる方法があり、僕もエントリー合戦が激しい大会にエントリーするときは、以下の記事を参考に実践しています。
Web抽選
2019年大会までは、先着での申し込み以外に専用払込用紙での抽選でしたが、2020年大会は、web抽選となります。
そのため、先着でエントリー出来なかった人は、Web抽選でのエントリーが可能性になります。
エントリー期間は、5月28日(木)~6月5日(金)です。
抽選発表は7月上旬に発表されます。
今回はWeb抽選であるため、前回までの専用払込用紙での抽選倍率はあてにならないと思いますが、参考程度にのせます。
大会 | 定員 | 応募人数 | 倍率 |
第7回(2014) | 1000 | 1051 | 全員当選 |
第8回(2015) | 1000 | 1534 | 1.53 |
第9回(2016) | 1000 | 1701 | 1.70 |
第10回(2017) | 1000 | 1606 | 1.61 |
第11回(2018) | 1000 | ||
第12回(2019) | 1000 |
抽選倍率だけを見ますと、エントリー合戦の厳しさに比べると、さほど厳しい倍率ではありません。
しかし、2020年大会はWeb抽選となるため、かなりの応募人数が予想されます。
5kmの部
5kmの部もフルマラソンと同様に、Web申し込み(先着順)とWeb抽選の2つの応募方法があります。定員は1000人で、先着順900人、抽選100人となります。
Web申し込み(先着順)
大会 | 定員 | 応募状況 |
第10回(2017) | 900 | 応募開始から1時間47分で締切 |
第11回(2018) | 900 | 応募開始から1日半で締切。 |
フルマラソンの部に比べると、エントリー開始時間になって、すぐ応募すれば、簡単にエントリーが出来そうです。
それでも、年ごとに応募状況が異なっているので、フルマラソンの応募と同じ気持ちでエントリーをした方が良いでしょう。
Web抽選
5kmの部もフルマラソンの部と同様に、2020年大会からWeb抽選になります。
エントリー期間は、5月28日(木)~6月5日(金)です。
抽選発表は7月上旬に発表されます。
参考程度に、過去大会の抽選(専用払込用紙)倍率は以下の通りです。
大会 | 定員 | 応募人数 | 倍率 |
第8回(2015) | 100 | 200 | 2.00 |
第9回(2016) | 100 | 166 | 1.66 |
第10回(2017) | 100 | 158 | 1.58 |
5kmの部も、2020年大会の抽選倍率はかなり高くなることが予想されます。
2kmの部
2kmの部もフルマラソンと同様に、Web申し込み(先着順)とWeb抽選の2つの応募方法があります。定員は1000人で、先着順900人、抽選100人となります。
Web申し込み(先着順)
大会 | 定員 | 応募状況 |
第10回(2017) | 900 | 応募開始から58分で締切 |
第11回(2018) | 900 | 応募開始から1時間42分で締切 |
第12回(2019) | 900 | 応募開始から9時間33分で締切 |
2kmの部の抽選も比較的早く募集が締め切られますが、5kmの部に比べて早く募集が締め切られるので、2kmの部に応募される方は、エントリー開始までの準備が明暗を分けそうです。
Web抽選
2kmの部もフルマラソンの部と同様に、2020年大会からWeb抽選になります。
エントリー期間は、5月28日(木)~6月5日(金)です。
抽選発表は7月上旬に発表されます。
参考程度に、過去大会の抽選(専用払込用紙)倍率は以下の通りです。
大会 | 定員 | 応募人数 | 倍率 |
第8回(2015) | 100 | 129 | 1.29 |
第9回(2016) | 100 | 159 | 1.59 |
第10回(2017) | 100 | 140 | 1.40 |
参加費
種目 | 参加費 |
フルマラソンの部 | 8000円 |
5kmの部 | 4000円(中学生は1500円) |
2kmの部 | 1000円 |
最後に
下関と言えばふぐが有名ですが、下関海響マラソンの完走後にはふぐ鍋(地元ではふく鍋と言います)が振舞われます。また、マラソン前後に唐戸市場やかもんワーフで新鮮な魚を食べる事が出来ます。
また、歴史が好きな方は城下町萩への観光、関門海峡大橋を渡れば福岡への観光も容易に出来ます。
そのため、かなり穴場なマラソン大会であるため、一度走って見る事をお勧めします。そして私もいつか地元のフルマラソンに参加したいと思います。